サステナビリティ

サステナビリティトピックス

2023.02.20

優れた人的資本経営・情報開示に取り組む企業として「人的資本リーダーズ2022」に選出

　シスメックス株式会社は、一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアムとHR総研、MS＆ADインターリスク総研株式会社が共同で企画・実施した「人的資本調査2022」において、事業のグローバル化・ポートフォリオの急速な多角化に対応した人材マネジメント、および多様な人材を活かす魅力ある組織風土への転換を図っている点が高く評価され、「人的資本リーダーズ2022」に選出されました。

■「人的資本調査2022」とは

　上場企業、非上場企業を含むすべての企業・団体を対象とするアンケートを通じた、「人的資本経営への変革」、「HRテクノロジーの整備」、「データドリブン人的資本経営の実践」、「戦略的開示」の4つの領域についての取り組み状況に関する大規模調査。回答企業への個別診断レポートの提供や、調査データを用いた研究、優れた取り組みを実践している企業を「人的資本リーダーズ」として表彰することなどを通じて、日本企業・団体における人的資本経営と情報開示の浸透・発展を目指しています。

■人的資本に関するシスメックスの取り組み

　シスメックスでは、事業戦略や技術戦略とともに、経営戦略を構成する要素として人材戦略を組み込んでいます。また、2007年に制定したグループ企業理念「Sysmex Way」のもと、創業以来の理念を継承しながらも、多様な価値観を持つ従業員が同じ思いを共有して行動できるよう、グループ従業員への理念浸透活動を推進しています。近年では、事業のグローバル化やポートフォリオの急速な多角化に伴い、高度専門人材や次世代リーダーの獲得や育成に注力するとともに、多様な人材が互いに尊重し能力を最大限に発揮できるよう、経営計画の中で各種施策に展開し、取り組んでいます。
　このような取り組みは、年次報告書である「シスメックスレポート（統合報告書）」や「シスメックスサステナビリティデータブック」において、多様なステークホルダーに向けて情報開示を推進しています。

　今後も、グループ内での人材マネジメントシステムの活用の幅を広げ、全世代が活躍できる構造へ舵をとり、より多くの人材が長く活躍できる職場環境の実現を目指していきます。