シスメックス株式会社

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経営方針

社長メッセージ

試薬売上が堅調に推移し増収となるも、利益は前年同期を下回りました。

2019年2月
シスメックス株式会社
代表取締役会長兼社長 CEO

ヘマトロジー分野などを中心に試薬売上が伸長し、増収を達成
四半期利益は、前年度の関係会社売却益の影響などにより減益 

当社グループの2019年3月期 第3四半期の業績は、ヘマトロジー分野や血液凝固検査分野、免疫検査分野を中心とした試薬売上の伸長およびライフサイエンス事業の堅調な推移により、増収を達成しました。一方で、前年度一過性要因の影響や事業の拡大に伴う研究開発費の増加などにより営業利益は減益となりました。また、税負担率は低下したものの、前年度の関係会社売却益の影響などにより四半期利益も減益となりました。売上高は前年同期比2.9%増、営業利益は同4.5%減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同5.4%減となりました。なお、前年同期の為替レートを適用した場合、売上高は前年同期比3.7%増、営業利益は同5.0%減となります。 

 

所在地別売上高では、日本は各分野の試薬売上の伸長などにより増収となりました。海外は、アジア・パシフィックで前年度の大型案件の反動があり減収となるも、その他所在地では堅調な試薬売上の伸長などにより増収となりました。これらの結果、当社グループの海外売上高比率は84.7%となりました。

 

なお、2018年11月に公表した2019年3月期通期の連結業績見通しに変更はありません

 

 第3四半期のトピックスとしては、2018年12月に国立研究開発法人国立がん研究センターと共同で開発を進めてきた「OncoGuide™ NCCオンコパネル システム」が、がんゲノムプロファイリング検査用のシステムとして国内で初めて製造販売承認を取得しました。本システムを活用することで、患者さん一人ひとりの遺伝子変異に合わせた薬剤・治療法の選択が可能となります。新たながん診断法を一日も早く患者さんにお届けすることで、医療の発展と進化への貢献を目指します。

※業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。


ヘマトロジー分野:血液中の赤血球や白血球などの数や種類、大きさを分析することにより、精密な検査が必要かどうかを判断するための検体検査分野。
四半期(当期)利益:親会社の株主に帰属する四半期(当期)利益。 
がんゲノムプロファイリング:がんの診療上重要な遺伝子の情報(がん組織中の複数の遺伝子の変異や増幅、融合など)を解析すること。 

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