論文

トライエージ® DOAの臨床応用における判定時の注意点

医療関係者向けコンテンツとなります。

著者

原 克子※1, 小宮山 豊※2, 平城 均※1, 正木 浩哉※1, 高橋 伯夫※2

  1. ※1関西医科大学附属滝井病院 臨床検査部
  2. ※2関西医科大学付属滝井病院 臨床検査医学講座

Summary

薬物中毒検出用キットトライエージ DOA ( 以下,トライエージ DOA;シスメックス社 ) は,使用法が簡便で15分の短時間で薬物を判定できるため,多くの救急現場で利用されている.しかし,あくまでも一次スクリーニングキットであるため,判定結果の判読には注意が必要である.偽陽性を示す薬剤が多く存在するからである.また,大量服用により意識障害を生じる市販薬は多数あるが,その構造により反応性に問題を生じ,陰性あるいは偽陽性を示す場合も経験する.そのため,患者背景をよく理解して,意識障害にいたるまでの患者の行動に関する詳細な情報と,臨床症状とを加味してトライエージの結果を判断することが必要と思われる.

Key Words

トライエージ DOA,スクリーニングキット,高速液体クロマトグラフィー ( HPLC ) 分析

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