論文

全自動血液凝固測定装置CS-2100i の評価

医療関係者向けコンテンツとなります。

著者

池田 眞由美※1, 鷹箸 孝一※1, 瀬出井 美智子※1, 伊東 京子※1, 新保 敬※1, 及川 信次※1, 宮本 和典※1,
菱沼 昭※1,2, 家入 蒼生夫※1,2

  1. ※1獨協医科大学病院 臨床検査部
  2. ※2獨協医科大学 臨床検査医学
  3. ※3シスメックス株式会社 北関東支店

Summary

全自動血液凝固測定装置CS-2100i ( シスメックス社;以下,CS-2100i ) は全自動血液凝固測定装置Coagrex-800( シスメックス社;以下,CR-800 ) の後継機として開発された血液凝固・線溶検査測定機器である. 我々は,CS-2100i を用いた血液凝固・線溶検査について基礎的検討を行い,その有用性を評価した.

精密度,分析感度および希釈直線性 ( FDP,D ダイマー ) などについての基礎的検討結果は良好であった.

CR-800 の測定値との乖離はほとんど見られなかった. CS-2100i は全量2mL 用ベノジェクトⅡ真空採血管 ( 3.13%クエン酸Na 加,テルモ社 ) を用いた場合,血漿最低必要量は所要検体量 ( PT では50μL ) +650μLであり,血漿量が少ない検体を測定する場合には,微量モードでの測定が有効と思われた. 測定エラー発生時には,データや反応曲線,検体の確認を行うことで,異常反応の誤報告を防止でき,測定結果の信頼性が向上するものと思われる.

CS-2100i は画面操作性に優れ,本機の導入によって測定作業が改善するとともに,随時追加可能な検体ラック方式・キャップピアッシング対応サンプリングによって操作の効率性・安全性が高まった.

Key Words

全自動血液凝固測定装置, CS-2100i , キャップピアッシング

ご利用に際して

掲載している情報は公開した時点の内容となります。あらかじめご了承ください。詳しくは免責事項新規ウィンドウを開きますをご確認ください。