論文
免疫比濁阻害法を用いたヘモグロビンA1c測定試薬キット「エルシステム・HbA1c」の基本性能とグリコヘモグロビン標準化への対応

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著者
濱藤 徹郎, 高山 三松, 山田 孫平, 白波瀬 泰史
シスメックス株式会社 試薬開発本部
Summary
今回開発した免疫比濁阻害法を用いたHbA1c 測定試薬キット「エルシステム・HbA1c」は,日本糖尿病学会標準物質(JDS 標準品Lot.2)を基準としてキャリブレーターを設計し,HbA1c の標準化に対応できることを目的として開発された. 本試薬キットとJDS 標準品Lot.2でキャリブレーションしたHPLC法との相関性は,回帰式y = 1.012x-0.108,相関係数: r = 0.989 であった. 本試薬キットはJDS 標準品Lot.2に対する正確性に優れ,JDS 標準品Lot.2を基準とした実検体試料の測定値の管理が可能であった. これらのことから本試薬キットは,現在の標準化に対応した測定方法であり,IFCC測定体系へのスムーズな移行にとってもより有利であると考えられた.
Key Words
HbA1c, 免疫比濁阻害法, JDS標準品 Lot.2, 正確性
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