論文

マラソン選手の30km走行前後における血球計測値の変化

医療関係者向けコンテンツとなります。

著者

岡田 徳弘※1, 近藤 民章※1, 畠田 隆※1, 倉掛 重精※2, 菅原 和夫※3, 中路 重之※3, 梅田 孝※3

  1. ※1シスメックス株式会社
  2. ※2大分医科大学 人間生物学
  3. ※3弘前大学 医学部 衛生学教室

Summary

マラソン選手41名の30km練習走行前後の血球計測を行った. 走行前と比べ走行後の平均値は白血球数, 血小板数, 赤血球数の順にその増加率は大きかった. 発汗等による血漿濃縮量の補正をヘマトクリット値を用いるBeaumontらの式で行うと, 赤血球数は走行前と比べ平均値で約3%, 選手によっては16%減少する結果を得た. しかし, 赤血球恒数や赤血球サイズ分布変化を示すRDWの変化は小さかった. また, マラソン選手の血小板数と赤血球数は一般の健常者に比べ低値を示す傾向になり, 今後他の運動種目の選手を含め調査と原因の解明が必要である.

Key Words

スポーツ, マラソン, 血球計測値の変化, 血小板数

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