インドの新生産拠点が本格稼働、Make in India製品を販売開始
シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:浅野 薫)は、グループ初の診断薬・機器双方の生産機能を備えるインド生産拠点が2025年4月より本格稼働し、Make in India政策に対応したインド市場向け多項目自動血球計数装置 XQ™シリーズ(以下「XQ-320」)の現地生産を開始したことをお知らせします。
インドでは、経済成長、雇用の創出、インフラや技術革新を促進するためMake in India政策を推進しており、これに対応して自国産製品を優遇する公共調達を浸透させています。シスメックスはこの政策に対応し、公共調達への参加資格における要件(現地生産・現地部材の組み入れ)を満たすXQ-320について、新しい現地生産拠点での量産化を実現しました。
XQ-320は、コンパクトで高性能な白血球3分類モデルであり、特に公共調達で対象となる中小規模の医療機関向け製品です。品質基準を満たす現地部材サプライヤーの選定、現地スタッフの教育などのさまざまな取り組みを通して、シスメックス品質を担保するインド産製品の量産体制を整備しました。将来的な白血球5分類モデルへのアップグレード需要も見据え、白血球3分類モデルの市場シェア拡大を図ります。
新しい生産拠点は、グループ最大規模の延べ床面積を誇り、診断薬と機器の両製品を生産します。機器生産は中国に次ぐ海外生産拠点であり、診断薬生産は既存の現地試薬工場から生産能力が約4倍に拡大します。また、ゼロリキッドディスチャージシステム※を導入し環境への配慮にも徹底します。
これらにより、インド市場向けの製品の安定供給を強化し、顧客満足の向上と事業展開の加速を目指します。
シスメックスは、インド市場におけるヘルスケアの進展に貢献し、持続的な成長を実現するための取り組みを続けてまいります。今後も、世界中のお客様に安定的に製品をお届けするための生産体制の整備を迅速に進めてまいります。
【インドの新生産拠点の概要】
- 所在地:
インド グジャラート州 サナンドII工業団地
- 敷地面積:
18,100㎡
- 延べ床面積:
10,600㎡
- 投資総額:
約30億円
- 生産品目:
診断薬、機器(ヘマトロジー検査機器の一部機種から生産し、順次拡大予定)


【製品の概要】
- 販売名:
多項目自動血球計数装置 XQ™シリーズ
- 型番:
XQ-320
- 対象市場:
インド
【参考】
2023年4月17日リリース『インドに新たな生産拠点を設立~インドにおける持続的成長を支える生産体制を構築~』
https://www.sysmex.co.jp/newsroom/news/230417.html
2024年8月1日リリース『インドでシスメックスグループ最大規模の生産拠点が竣工』
https://www.sysmex.co.jp/newsroom/news/240801.html
【注釈】
- ※ゼロリキッドディスチャージシステム:
工場からの排水を複数の処理方式によって浄化・再利用し、工場敷地外への排水をゼロにするシステムのこと
- ※本プレスリリースは、ステークホルダーの皆さまに企業活動をお伝えするために実施しています。当社製品や研究開発の情報を含む場合がありますが、これらは製品に関するプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。また、掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心として事業を展開し、現在は190以上の国や地域で、人々の健康を支えています。長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」のもと、一人ひとりの生涯にわたるヘルスケアの旅路「ヘルスケアジャーニー」がより良いものになるよう、検体検査領域でのさらなるイノベーション創出に加え、新たな領域にも挑戦しています。シスメックスは、独自のテクノロジーとソリューション、さらにはさまざまなパートナーとの協創を通じて新たな価値を提供し、健康で長生きしたいという人々の普遍的な願いに寄り添います。シスメックスの詳細については、www.sysmex.co.jp新規ウィンドウを開きますをご覧ください。
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