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シスメックスと富士レビオHD、免疫検査領域での提携において神経変性疾患関連領域の試薬に関するCDMO契約を締結


シスメックス株式会社
富士レビオ・ホールディングス株式会社


 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:浅野 薫、以下「シスメックス」)と富士レビオ・ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川 剛生、以下「富士レビオHD」)は、2023年10月に締結した免疫検査領域における業務提携基本契約に基づき両社で協議を進めた結果、富士レビオHDの子会社が行っているシスメックスの全自動免疫測定装置 HISCL™シリーズを対象とした検査試薬の開発に、神経変性疾患関連領域の項目を追加する旨のCDMO(Contract Development and Manufacturing Organization:受託開発製造)契約を締結しましたのでお知らせします。

 シスメックスと富士レビオHDは、2020年以降、富士レビオHDの子会社がHISCLシリーズの専用試薬複数項目の開発を進める形で協業を行ってきました。そのような中、両社は、それぞれが保有する免疫検査領域における専門性と強みを組み合わせることが、各社のグローバル展開の加速および免疫検査の発展・深化につながるとの共通の考えに基づき2023年10月に協業強化に合意し、以来、その具体化に向けて協議を進めてきました。
 
 本契約に基づき、富士レビオHDの子会社は、シスメックスの委託を受けてアルツハイマー病をはじめとした神経変性疾患関連領域の脳脊髄液および血液検査用のHISCLシリーズ専用試薬を開発します。これにより、シスメックスは、免疫検査分野のグローバル展開の加速に向けて、同領域における検査項目をいち早く拡充することが可能になります。
 
 両社は、今回CDMOの対象に加わった検査試薬の早期開発・上市に向け、今後さらに連携して取り組んでまいります。
 
【注釈】
  2023年10月10日リリース『シスメックスと富士レビオHD、免疫検査領域における業務提携基本契約を締結』
    https://www.sysmex.co.jp/news/2023/231010.html

シスメックスについて

シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心として事業を展開し、現在は190以上の国や地域で、人々の健康を支えています。長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」のもと、一人ひとりの生涯にわたるヘルスケアの旅路「ヘルスケアジャーニー」がより良いものになるよう、検体検査領域でのさらなるイノベーション創出に加え、手術支援ロボットや再生細胞医療などの新たな領域にも挑戦しています。また、長期ビジョン実現に向けて優先するSDGs項目とマテリアリティ(優先的に取り組むべき課題)を特定し検証することで、社会価値と経済価値を創出するサステナブル企業として成長し続けます。シスメックスは、独自のテクノロジーとソリューション、さらにはさまざまなパートナーとの協創を通じて新たな価値を提供し、健康で長生きしたいという人々の普遍的な願いに寄り添います。シスメックスの詳細については、www.sysmex.co.jpをご覧ください。

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富士レビオグループについて

富士レビオグループは、H.U.グループの一員であり、臨床検査薬業界のリーディングカンパニーとして価値あるテクノロジーやバイオマーカー製品を提供する研究開発型企業です。ヘルスケア市場に新たな価値を創生し人々の健康と医療の未来に貢献していくことを使命とし、富士レビオ・ホールディングス株式会社の傘下に、日本・米国・欧州を拠点としたグローバル体制を整え、お客様に高品質な製品をお届けしています。
私たちは業界をリードする大手グローバルIVD(In Vitro Diagnostics:臨床検査薬)メーカー様と、知見やノウハウおよびコアとなる原材料を共有することにより、様々なプラットフォーム上における検査ソリューションの開発から製造、供給までを担っています。詳細については、https://www.fujirebio.co.jp/をご覧ください。
 
以上
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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