環境

環境への負荷低減

背景

気候変動への適応・緩和をはじめ、水資源や生物多様性の保全など、環境問題は世界全体が抱える大きな課題の一つです。ヘルスケア市場においても、気温上昇による熱帯病の流行地域拡大や大気汚染による呼吸器疾患の増加などが、医療費の増加や医療インフラの逼迫を招く恐れがあります。シスメックスはグローバルに事業を展開する企業として、深刻化する環境問題への対応は、当社にとって最も重要な課題の一つと認識しています。
気候変動は、大規模な自然災害や干ばつを通じて製品の安定供給やサプライチェーンに深刻な影響を及ぼすリスクとなる一方、環境配慮型製品の開発や輸送効率の向上といった取り組みを通じて、競争優位性の向上という機会も生み出します。また、これらの取り組みは、企業としての責任を果たすとともに、環境への負荷を低減し持続可能な社会の実現にも寄与するものであり、重要な課題であると考えています。

方針

シスメックスは「ヘルスケア分野に関わる企業として、地球環境保全活動を通じて、豊かな健康社会づくりに貢献する」という「環境方針」に基づき、2023 年5 月に「シスメックス・エコビジョン 2033」を制定しました。これは、シスメックスグループが2033 年に向けて目指す長期環境ビジョンであり、ステークホルダーとともにグリーンイノベーションに挑戦し、シスメックスならではの強みを生かし、循環型社会の実現に向けた新たな常識を協創することを目指します。

体制

取締役社長により任命された環境マネジメントオフィサー(取締役 常務執行役員)の統括・管理の下、環境管理委員会を中心にグループで環境マネジメントに取り組んでいます。