環境
環境への負荷低減
重要性
気候変動への対応や資源循環の推進などの環境課題は、シスメックスの持続的な成長と価値創造を支える重要な経営課題です。
気候変動に起因する自然災害やサプライチェーンの混乱、環境規制の強化、エネルギー・原材料価格の上昇等は、事業活動への影響やコスト増加を招き、信頼低下や企業価値の毀損につながるリスクとなります。
一方、環境負荷低減を実現する製品・サービスの提供や資源循環、省エネルギーの推進は、競争優位性の向上や企業価値向上につながる機会となります。
社会・環境への影響としては、事業活動に伴う温室効果ガス排出や資源消費、廃棄物の発生等を通じて環境に負荷を与えています。一方、環境負荷低減の取り組みを通じて、脱炭素社会および循環型社会の実現に貢献しています。
戦略
シスメックスは「ヘルスケア分野に関わる企業として、地球環境保全活動を通じて、豊かな健康社会づくりに貢献する」という環境方針のもと、長期環境ビジョンである「シスメックス・エコビジョン2033」を策定しています。ステークホルダーとともにグリーンイノベーションに挑戦し、省エネルギーや資源使用量の削減、廃棄物削減等に貢献する環境負荷低減型の製品・サービスの開発、温室効果ガス排出量の削減、資源循環の推進を通じて、事業成長と環境価値の両立を目指します。また、自社のみならずサプライチェーン全体で環境課題への対応を推進し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、環境・社会課題の解決に貢献する製品・サービスの提供を通じて、新たな事業機会の創出と持続的な競争優位性の確立を目指します。
体制
取締役社長により任命された環境マネジメントオフィサー(取締役 常務執行役員)の統括・管理の下、環境管理委員会を中心にグループで環境マネジメントに取り組んでいます。加えて、本テーマに関連するリスクについては、全社的リスクマネジメントの枠組みに基づき評価・管理しています。
指標・目標
シスメックスは、環境負荷の低減と循環型社会の実現に向けて、「シスメックス・エコビジョン2033」に基づく目標を設定し、進捗を管理しています。温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)の削減、プロダクトロスのゼロ化、リサイクル・環境配慮材料への完全代替を主要な指標として、環境課題の解決と事業成長の両立を図ることで、持続的な競争優位性の強化と企業価値の向上を目指しています。
主な指標
- 温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)の削減
- 主要な試薬生産拠点における水消費量削減
- プロダクトロスのゼロ化(自社製品の未使用廃棄物の原価/売上高)
- リサイクル・環境配慮材料への完全代替(容器と包装材のリサイクル・環境配慮材料の利用率)
ガバナンス、リスク機会等の詳細は「TCFD・TNFD 提言に基づく情報開示」、その他の指標・目標はサステナビリティ目標(PDF:588KB)の「環境への負荷低減」をご参照ください。