ニュース

ニュース

プレスリリース

シスメックスと日本生命、ヘルスケア領域における協業に合意

~一人ひとりのヘルスケアジャーニーに寄り添うデジタルソリューションを用いた新たな取り組みを創出~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:浅野 薫)は、日本生命保険相互会社(本社:大阪市、社長:朝日 智司、以下「日本生命」)とヘルスケア領域における協業に合意したことをお知らせします。
 今後両社は、互いのアセットを融合し、日本生命が保有するデータを活用した慢性疾患やがんなどの疾患リスク評価モデルの開発に関する共同研究を開始いたします。

 日本では、高齢化社会の進展により医療ニーズが増大する中で、疾患の予防や早期発見の重要性がますます高まっています。これに伴い、検査データやレセプトなどの医療データを有効に利活用する取り組みが加速しています。また、在宅看護や介護の現場で発生するデータや、食事や運動、睡眠などのライフログを取り込むことによって、行動変容を伴う個別化されたソリューションに繋がることが期待されます。
 
 シスメックスは、臨床検査用の医療機器や試薬、ネットワークソリューションを世界190以上の国や地域にお届けするリーディングカンパニーです。検査データに関する解釈や診断の豊富な知見とノウハウを有し、主にヘマトロジーに関しては、シスメックス独自のリサーチ項目も組み合わせた利活用が可能となっています。これらの検査データをAI解析することにより、疾患リスクの評価や行動変容による予防を通じて、より良いヘルスケアジャーニーの実現を目指しています。
 日本生命は、万が一のリスクに備える経済的な保障(保険)に加え、健康増進・予防支援にも注力しています。その一環として、企業・保険者・自治体向けに「ニッセイ健康増進コンサルティングサービス Wellness-Star☆」を提供し、健診・レセプトデータをもとに、健康課題の可視化から健康施策の立案・実行までトータルで支援しています。
 
 両社は、それぞれの事業活動で集積してきたヘルスケアにおける技術・データや知見、ネットワークを融合して、慢性疾患やがんなどの疾患リスク評価モデルの開発についてフィージビリティスタディを実施してきました。これにより良好な結果が得られたため、共同研究を開始することといたしました。今後は疾患リスク評価モデルなどの開発に向け、複数の具体的な研究テーマを設定し、ヘルスケア領域におけるデジタルソリューションを用いた新たな取り組みを共同で推進していきます。
 
 両社は、人々の健康を支えていくという共通の想いに基づき、日本における医療データやライフログの利活用を通じて新しい健康社会の実現に貢献します。
 
 

シスメックス株式会社について

 

シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心として事業を展開し、現在は190以上の国や地域で、人々の健康を支えています。長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」のもと、一人ひとりの生涯にわたるヘルスケアの旅路「ヘルスケアジャーニー」がより良いものになるよう、検体検査領域でのさらなるイノベーション創出に加え、新たな領域にも挑戦しています。シスメックスは、独自のテクノロジーとソリューション、さらにはさまざまなパートナーとの協創を通じて新たな価値を提供し、健康で長生きしたいという人々の普遍的な願いに寄り添います。シスメックスの詳細については、www.sysmex.co.jpをご覧ください。
※「ヘルスケアジャーニー」はシスメックス株式会社の登録商標です。

公式SNS   

日本生命保険相互会社について

 

1. 会社名

日本生命保険相互会社
2. 事業内容 【生命保険業】
・生命保険業免許に基づく保険の引受け
・資産の運用(貸付業務/有価証券投資業務/不動産投資業務)
【付随業務・その他の業務】
・他の保険会社その他金融業を行う者の業務の代理または事務の代行
・債務の保証
・投資信託の販売
・確定拠出年金制度における運用管理業務
3. 設立 1889年7月4日
4. 所在地 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12
5. 代表者 代表取締役社長 社長執行役員 朝日 智司
6. 総資産 81兆6,154億円(2025年3月31日時点)

以上 

  • 本プレスリリースは、ステークホルダーの皆さまに企業活動をお伝えするために実施しています。当社製品や研究開発の情報を含む場合がありますが、これらは製品に関するプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。また、掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

ニュースへ戻る