サステナビリティ
サステナビリティ関連の評価・実績
サステナビリティインデックスへの組み入れ
財務的な視点に加え、環境・社会・ガバナンス(ESG)の非財務の視点から企業の持続可能性(サステナビリティ)を評価し、長期的視点で投資を行う責任投資が拡大しています。その責任投資の指標として、世界ではさまざまなサステナビリティインデックスが利用されています。シスメックスは持続可能性が高い企業として、多くのサステナビリティ関連のインデックスに選定されています。
Dow Jones Best-in-Class World Index※1 (2016年度より)
Dow Jones Best-in-Class Asia Pacific Index※2 (2012年度より)
米国のS&P Dow Jones Indices社が発表するESG投資インデックス。企業のサステナビリティを「経済・環境・社会」の側面から評価し、総合的かつ先進的な取り組みを行い、長期にわたり持続的な成長が期待される企業を選定している。
World Indexは世界の上場企業、Asia Pacific Indexはアジア太平洋地域の上場企業が対象。
1、2 「Dow Jones Sustainability World Index」、「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」から名称変更(2025年2月より)
FTSE4Good Index Series(2008年度より)
英国ロンドン証券取引所グループのFTSE Russell社が発表するESG投資インデックス。世界主要企業の一般に公表されている情報のみを用いたESG評価に基づいて、優れた企業を選定している。
FTSE Blossom Japan Index (2017年度より)
英国のFTSE Russell社が、ESGについて優れた対応を行っている日本企業を選定している。SDGsを含む国際基準から導出されたFTSE4Goodの組み入れ基準を活用している。
FTSE Blossom Japan Sector Relative Index (2022年度より)
英国のFTSE Russell社がFTSE4Goodの組み入れ基準を活用し、各セクターにおいて相対的にESGの取り組みに優れた日本企業を選定。温室効果ガス排出量の多い企業については低炭素経済への移行について評価される企業のみを選定している。
MSCI ESG Selection Indexes※3 (2011年度より)
MSCI SRI Indexes(2013年度より)
米国モルガンスタンレーグループのMSCI社が開発したESG投資インデックス。評価対象企業の産業の特徴を踏まえ、各インデックスの重要度の高いESG課題に絞り込んだ評価に基づいて企業を選定している。
3 「MSCI ESG Leaders Indexes」から名称変更(2025年2月より)
MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数(2024年度より)
米国MSCI社のESG投資インデックスの一つ。親指数であるMSCI日本株IMI指数の構成銘柄の中から、各業種の中でESG格付が相対的に高い企業を選定している。
MSCI日本株女性活躍指数(WIN) (2017年度、2019年度より)
米国MSCI社のESG投資インデックスの一つ。日本株の時価総額上位500銘柄の中から、各業種の中で性別多様性に優れた企業を選定している。
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数(2018年度より)
米国のS&P Dow Jones Indices社が、TOPIX(東証株価指数)をユニバースとして、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準により構成銘柄の投資ウエイトを決定した指数。
Euronext Vigeo Eiris World 120 Index (2018年度より)
欧州で多数の証券取引所などを運営するEuronext社と、ESG調査会社であるVigeo Eiris社が開発した株価指数で、欧州・北米・アジア太平洋地域の大手企業1,500社の中から選定された、ESGの取り組みに優れた企業上位120社で構成される。
米国のMorningstar社が開発した、Equileapジェンダー・スコアカードによる企業のジェンダー間の平等に対する取り組みの評価などに基づいて選定されるインデックス。
SOMPOサステナビリティ・インデックス (2018年度より)
SOMPOアセットマネジメント株式会社が設定するインデックス。ESGの取り組みに優れた企業約300銘柄が選定される。
iSTOXX MUTB ジャパン プラチナキャリア 150 インデックス (2023年度より)
三菱UFJ信託銀行とSTOXX社(ドイツ取引所傘下)が選出する、従業員のキャリア形成に積極的な取り組みを行う150社。プラチナキャリアスコアと財務データをもとに取り組みが積極的かつ、継続的に行える日本企業の株式を選定したインデックス。
その他の主な評価、表彰
サステナビリティ活動への評価
ISS ESG 「Prime」 status(2019年度より)
ISS ESG(米国の議決権行使助言会社世界大手Institutional Shareholder Services社のESG投資関連ソリューション事業ユニット)により提供される、サステナビリティ格付における評価。ESGの観点から、業界内で高い評価を得た企業が「Prime」として認定される。
S&P Global Sustainability Yearbook 2025
米国のS&P Global社が世界の企業を対象にガバナンス・経済、環境、社会の観点からサステナビリティの取り組みを評価し、優れた企業を選定する。当社は「Health Care Equipment & Supplies」セクターにおいて、最上位1%の企業として選定。
Global 100(世界で最も持続可能な100社)(2025年に6回目の選出)
カナダのコーポレート・ナイツ社が選出する、持続可能性の高い企業上位100社。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にあわせて毎年発表される。
米国TIME誌 World's Most Sustainable Companies of 2025(世界で最もサステナブルな企業2025)
米国TIME社とドイツのStatista社が選出する、持続可能性の高い企業上位500社。サステナビリティに関連するコミットメントや透明性のある情報開示など、20以上のESGに関する重要指標をもとに企業を評価する。
英国Financial Times誌 Asia-Pacific Climate Leaders 2025(アジア太平洋地域気候変動リーダー企業)
英国Financial Times社とドイツのStatista社が選出する、温室効果ガス排出削減に積極的に取り組んだアジア太平洋地域の企業上位350社。スコープ 1、2の排出削減やスコープ3の情報開示、国際イニシアチブ(CDP、SBTiなど)への参加など、複数のESG関連指標をもとに企業を総合的に評価。
国際環境非営利団体CDPが実施する企業のサプライチェーンにおける気候変動への取り組み評価。CDP質問書の気候変動セクションで報告されたガバナンス、目標、スコープ3排出量、バリューチェーン・エンゲージメントが評価対象となり、最高評価の企業が「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」として選定される。
気候変動 B、水セキュリティ A-(CDP2024 当社スコア)
人的資本に関する評価および認定
次世代認定マーク「くるみん」を取得(2011年度~)
「健康経営優良法人ホワイト500」に認定(2017年度~「健康経営優良法人」に認定)
女性活躍推進法に基づく優良企業認定マーク「えるぼし」3段階目取得(2016年度~)
性的マイノリティに関する取り組み指標 「PRIDE指標2024」で最高評価のゴールドを受賞(2022年度~)
「人的資本経営品質(ゴールド)」に選定(2023年度~)
「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に選定
IR活動への評価
Integrated Report Award 2024年度「ベストプラクティス賞」
日興リサーチセンター「Integrated Report Award」において、シスメックスレポート2024が投資家ニーズを充足する統合報告書として受賞しました。