サステナビリティ
財務的な視点に加え、環境・社会・ガバナンス(ESG)の非財務の視点から企業の持続可能性(サステナビリティ)を評価し、長期的視点で投資を行う責任投資が拡大しています。その責任投資の指標として、世界ではさまざまなサステナビリティインデックスが利用されています。シスメックスは持続可能性が高い企業として、多くのサステナビリティに関連するインデックスに選定されています。
米国のS&P Dow Jones Indices社が発表しているESG投資インデックス。企業のサステナビリティを「経済・環境・社会」の側面から評価し、総合的かつ先進的な取り組みを行っており、長期にわたり持続的な成長が期待される企業を選定している。
World Indexは、世界の上場企業が対象。Asia Pacific Indexは、アジア太平洋地域の上場企業が対象。
英国ロンドン証券取引所グループのFTSE Russell社が発表しているESG投資インデックス。世界主要企業の一般に公表されている情報のみを用いたESG評価に基づいて、優れた企業を選定している。
英国のFTSE Russell社が、ESGについて優れた対応を行っている日本企業を選定している。SDGsを含む国際基準から導出されたFTSE4Goodの組み入れ基準を活用している。
英国のFTSE Russell社がFTSE4Goodの組み入れ基準を活用し、各セクターにおいて相対的にESGの取り組みに優れた日本企業を選定。温室効果ガス排出量の多い企業については低炭素経済への移行について評価される企業のみを選定している。
米国のS&P Dow Jones Indices社が、TOPIX(東証株価指数)をユニバースとして、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準により構成銘柄の投資ウエイトを決定した指数。
ISS ESG(米国の議決権行使助言会社世界大手Institutional Shareholder Services社のESG投資関連ソリューション事業ユニット)により提供される、サステナビリティ格付における評価。ESGの観点から、業界内で高い評価を得た企業が「Prime」として認定される。
ベルギーの非営利団体Forum Ethibelが開発した投資インデックス。企業の社会的責任の観点から高いパフォーマンスを示している企業を選定している。ExcellenceとPioneerの2種類があり、Excellenceに選ばれた企業の中から、さらに優れた企業がPioneerに組み入れられる。
Ethibel Excellenceに選ばれた企業の中から、浮動株時価総額などの制約条件に基づいて、構成されているインデックス。
カナダのコーポレート・ナイツ社が選出する、持続可能性の高い企業上位100社。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にあわせて毎年発表される。
米国TIME社とドイツのStatista社が選出する、持続可能性の高い企業上位500社。サステナビリティに関連するコミットメントや透明性のある情報開示など、20以上のESGに関する重要指標を元に企業を評価する。
欧州で多数の証券取引所等を運営するEuronext社と、ESG調査会社であるVigeo Eiris社が開発した株価指数で、欧州・北米・アジア太平洋地域の大手企業1,500社の中から選定された、ESGの取り組みに優れた企業上位120社で構成される。
Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index(2023年度より)
米国のMorningstar社が開発した、Equileapジェンダー・スコアカードによる企業のジェンダー間の平等に対する取り組みの評価等に基づいて選定されるインデックス。スコア順に5つのグループに分類されており、当社は最高段階であるGroup 1に位置している。
SOMPOアセットマネジメント株式会社が設定するインデックス。ESGの取り組みに優れた企業約300銘柄が選定される。
(一社)日本IR協議会の設立30周年記念表彰の一環として、設立された賞。
「IR向上企業プレミアム」は、2007年から2023年までの対象期間において、審査委員の高い評価を安定的に得て、IR向上を目指す努力が認められた企業、「IR継続企業プレミアム」は、この期間に連続してIR優良企業賞に応募し、中長期にわたってIR活動を継続していると認められた企業が選定される。