研究開発
研究開発体制
グローバルな研究開発体制
シスメックスはテクノパークを中核拠点とし、世界9カ国で研究開発を行い、各地域での取り組みを拡充することにより、世界トップレベルのアカデミアや各国のKOLとの関係を強化し、地域ニーズに合わせた研究開発を目指します。
研究開発の中核拠点(テクノパーク)
研究開発の中核拠点であるテクノパークでは、中央研究所における初期の研究開発から、商品開発まで、シームレスでスピーディーな開発を実現するための研究開発体制を整えています。多彩な分野の研究者、技術者が活発なコミュニケーションを図りながら、より高度な技術の創出と融合を促進しています。
研究開発部門
遺伝子分析、細胞分析、タンパク分析において、新規事業創出のためのイノベーションに向けた取り組みや、技術的難易度の高い課題の解決、新規技術のプラットフォームの見極めを目的とした研究に取り組んでいます。
技術開発部門
技術開発部門は、個別化医療に向けたリキッドバイオプシーに関する技術開発/診断薬の開発効率化を目指した原材料開発/プライマリケアに向けたICTに関する技術開発を担当する部門で組織されており、技術の特徴にあわせた開発活動を推進しています。
商品開発部門
機器と試薬の一体的な商品開発を促進し、早期の商品開発を目指します。
商品開発部門は、血液・尿・凝固・免疫・生化学・ライフサイエンスなど検査分野ごと組織されており、各検査分野の特徴にあわせた商品開発を推進しています。
研究開発企画部門・臨床戦略部門
研究開発全般における知的財産・技術戦略・臨床戦略の策定、研究開発資源の最適化、製品マニュアル・デザインの作成、設計情報の管理など、研究部門・技術開発部門・商品開発部門の支援を行っています。
多様な研究開発人員
シスメックスには、細胞・たんぱく・遺伝子といった異なる測定技術プラットフォームにおいて機器・試薬・ITの開発を可能にする多様かつ高度な専門知識を持つ人材がいることが大きな強みです。
新中期経営計画においては、特にバイオ系人材に加え、データサイエンティストなどIT系の人材獲得と強化をグローバルに進めていきます。