Sysmex Journal Web

2005年Vol.6 No.1

論文

塗抹標本作製装置SP-1000i の基礎評価

著者

石田 敦巳*1, 志賀 修一*1, 森 尚子*1, 中西 加代子*1, 藤井 葉子*1, 一山 智*2

*1 京都大学医学部附属病院 検査部
*2 京都大学大学院 医学研究科 臨床病態検査学

Summary

臨床検査分野における自動化の進展に伴い,血液塗抹標本も自動装置で作製する割合が高くなってきている. 今回,シスメックス株式会社より新たに発売された塗抹標本作製装置SP-1000i ( 以下SP-1000i ) を用いて,標本上の崩壊細胞数,白血球分類比率などの塗抹状態を評価した. 崩壊細胞数については,SP-1000i と用手法作製標本で統計的な有意差は認められなかった. ただし,CLL ( 慢性リンパ性白血病 ) 検体でSP-1000i 作製標本の崩壊細胞数が用手法より多くなる例が認められた. また,SP-1000i と用手法作製標本の白血球分類値の相関は良好であった.

Key Words

Performance Evaluation, Automated Hematology Slide Preparation Unit, SP-1000i