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2002年Vol.3 No.3
論文岡田 清孝, 上嶋 繁, 松尾 理
近畿大学 医学部 第二生理学
細菌性毒素エンドトキシン( Lipopolysaccharide; LPS )刺激による炎症性細胞の挙動と血液凝固・線溶系の変動との関係についてマウスの系で検討した. LPSはマウスに対して,凝固活性の亢進と線溶活性の低下及び血小板の局所組織への動員を起こさせることから各組織での血栓形成傾向を生じさせ,さらに炎症性細胞の誘導を引き起こさせた. このLPS刺激のような種々の実験動物モデルにおいて,それぞれの現象を解析する際に,多項目自動血球計数装置用動物解析ユニットSFVU-1 は,血球成分の変動を測定解析するのに非常に有用であることが示唆された.
多項目自動血球計数装置用動物解析ユニット, SFVU-1, エンドトキシン, 血液凝固系, 血液線溶系, 炎症性細胞
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