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2015年Vol.16 No.1
論文西田 陽子*1, 仲 宏子*1, 古賀 眞理*1, 原田 哲太*1, 渡辺 恵子*1, 福田 陽一*2, 小林 秀行*2
*1 医療法人社団 高邦会 高木病院 検査技術部
*2 シスメックス株式会社 学術本部
全自動尿統合分析装置UX-2000 ( 以下,UX-2000 ; シスメックス社) を用いて,当施設予防医学センター ( 以下,人間ドック ) を受診した健康診断データより,尿中有形成分の基準範囲上限値の算出を行った.性別・年齢別に,RBC ( 赤血球 ),WBC ( 白血球 ),EC ( 上皮細胞 ),CAST ( 円柱 ),BACT ( 細菌 ) の各測定項目の度数分布を得て,基準範囲上限値の検討を行った.X’ TAL ( 結晶 ),SRC ( 小型円形上皮細胞 ),Path.CAST ( 病的円柱 ),Cond. ( 電気伝導度 ) については基準範囲上限値の検討を行った.また,これまでに報告のなかった季節間差についても今回新たに検討を行った.
その結果,人間ドックにおける参考情報として有用な結果が得られた.
季節間差,UX-2000,基準範囲上限値
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