Sysmex Journal Web

2013年Vol.14 No.1

論文

微生物検査自動塗抹装置 PREVI Isola の喀痰からの起炎菌分離能力の検討

著者

関 洋之*1, 本田 雅久*1, 荒谷 清*1, 木村 聡*1, 平田 信太郎*1, 深谷 美保*2

*1 産業医科大学病院 病理・臨床検査・輸血部
*2 シスメックス株式会社 学術本部

Summary

前回,我々は微生物検査自動塗抹装置PREVI Isola( 以下,PREVI Isola;シスメックス・ビオメリュー社 )の基礎的検討を行い,同時再現性,半定量性について良好な成績が得られたことを報告した.また,PREVI Isola は検体処理能力も優れており,微生物検査業務の効率化・標準化に有用であることを証明した.今回は,多数の口腔内常在菌群を含む喀痰を検査材料として用い,呼吸器感染症の代表的な起炎菌であるStaphylococcus aureus( 以下,S. aureus ),Streptococcus pneumoniae( 以下,S. pneumoniae ),Klebsiella pneumoniae( 以下,K. pneumoniae ),Pseudomonas aeruginosa( 以下,P. aeruginosa ) のシングルコロニー分離能に関して検討したので報告する.

Key Words

PREVI Isola,自動塗抹装置,細菌検査,分離能,培養