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手術支援ロボット「hinotori™」、マレーシアで初症例を実施

~アジア・パシフィック地域における市場導入を加速~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:浅野 薫)は、株式会社メディカロイド(本社:神戸市、代表取締役 社長 CEO:宗藤 康治)の手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」(以下「hinotori™」)による、マレーシア初のロボット支援下手術が実施されたことをお知らせします。本症例は、南マレーシア最大級の総合私立病院であり、年間患者数30万人規模を誇るMahkota Medical Centreにて実施されました。

 近年、外科手術では、患者さんの身体的負担軽減などを目的に低侵襲手術である腹腔鏡手術が行われています。本手術領域では、医療従事者のより的確な施術を支援する手術支援ロボットの需要は年々高まっており、関連する市場はここ数年で急成長しています。今後も手術支援ロボットへの世界的なニーズの高まりに伴い、グローバル規模で市場は拡大していくことが予測されています。

 このたび、2024年10月シンガポールでの海外市場導入に続く2国目として、マレーシアで初となるhinotori™によるロボット支援下手術が、南マレーシア最大級の総合私立病院 Mahkota Medical Centreにて実施されました。また、hinotori™は、同国のRegency Specialist Hospitalにも設置が完了しています。設置先であるMahkota Medical CentreおよびRegency Specialist Hospitalは、東南アジア全域で質の高い地域医療・ケアを提供する医療法人グループHMI Medical傘下にあります。

 なお、2024年10月末以降、シンガポールにおいてhinotori™による症例は継続的に実施されており、順調にグローバル市場での事業展開が進んでおります。

 シスメックスは、人々のヘルスケアジャーニーがより良いものになるよう、患者さんの身体的負担軽減に貢献するhinotori™の提供を通じて、より安全かつ効率的な手術環境の実現に寄与することを目指します。
 
 【注釈】
  ※ hinotori™は、株式会社メディカロイドの登録商標です。 シスメックスは、メディカロイドの手術支援ロボットhinotori™のグローバル総代理店として国内外での販売を実施しています。
 
【参考】
  2024年9月4日メディカロイド株式会社リリース『手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」マレーシアにおける販売承認取得のお知らせ』
https://www.medicaroid.com/release/pdf/240904_ja.pdf
   
  2024年11月6日リリース『手術支援ロボット「hinotori™」、海外初の製品導入および臨床使用に成功』
https://www.sysmex.co.jp/news/2024/241106.html

以上 

シスメックス株式会社について

シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心として事業を展開し、現在は190以上の国や地域で、人々の健康を支えています。長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」のもと、一人ひとりの生涯にわたるヘルスケアの旅路「ヘルスケアジャーニー」がより良いものになるよう、検体検査領域でのさらなるイノベーション創出に加え、新たな領域にも挑戦しています。シスメックスは、独自のテクノロジーとソリューション、さらにはさまざまなパートナーとの協創を通じて新たな価値を提供し、健康で長生きしたいという人々の普遍的な願いに寄り添います。
※「ヘルスケアジャーニー」はシスメックス株式会社の登録商標です。

シスメックスの詳細については、www.sysmex.co.jpをご覧ください。

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  • 本プレスリリースは、ステークホルダーの皆さまに企業活動をお伝えするために実施しています。当社製品や研究開発の情報を含む場合がありますが、これらは製品に関するプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。また、掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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