シスメックス株式会社は、自然関連のリスク管理と情報開示の推進を目的としたTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)
※1の提言に賛同し、業界で初となる
※2TNFD Adopter
※3への登録を行いました。
TNFDには、企業活動や資金の流れがネイチャーポジティブ
※4に転換されることを促す役割が期待されています。当社は、TNFDへの賛同を、環境変化に伴う事業リスクへの対応と、新たな事業創出につながる重要な機会であると捉えています。そして、「シスメックス・エコビジョン2033」のもと、気候変動対策に加え、事業活動への好影響と自然環境の保全を両立させるため、省資源や資源循環を前提とした持続可能な活動をさらに強化していきます。
当社は、2021年のTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同以降、「シスメックス・エコビジョン2033」の策定や科学的根拠に基づく削減目標のSBTi認定の取得、省電力製品の開発など、環境への取り組みを継続してきました。そして、気候変動と自然資本の課題に統合的に取り組むことは、サステナビリティ経営の実践に不可欠であると考え、今回のTCFD・TNFD提言に基づく統合開示を実現しました。2025年度は、リスク管理上重要な拠点を含む日本地域を対象に開示を行い、2026年度以降は、欧州やその他地域へと順次グローバルに拡大して開示を行っていく予定です。
シスメックスは、今後も、グループの知恵を結集した創意工夫によりグリーンイノベーションを実行し、企業価値の向上とネイチャーポジティブの実現に貢献していきます。
