Sysmex Journal Web

2007年Vol.8 No.3

総説

乱用薬物検査キットTriage での薬物検出期間

著者

奈女良 昭, 西田 まなみ, 屋敷 幹雄

広島大学大学院 医歯薬学総合研究科法医学

Summary

尿中乱用薬物を簡便かつ迅速にスクリーニングするTriage DOA ( バイオサイト社 ) は,救命救急などの領域で有用性が高く評価されている. Triage DOAの感度と特異性については多くの報告があり,製造元のバイオサイト社も約1,000 種類の薬物および代謝物の添加試験の結果を特異性表として公開している. 一方,薬物摂取後に陽性となる期間や摂取停止後に陰性となる期間については検証されていない. 筆者らは尿中薬物濃度が測定されている資料をもとに,Triage DOA で検出できる期間について検討した.

key Words

Triage, スクリーニング, 検出期間