Sysmex Journal Web ※このコンテンツは医療従事者向けです
2003年Vol.4 No.2
製品紹介坂井 信行
シスメックス株式会社 POC事業推進部
膀胱内の尿量測定は、従来から泌尿器科において神経因性膀胱,前立腺肥大症が疑われる患者に対して行われる排尿後の残尿測定が知られている. また神経内科・内科領域においても脊損患者や脳神経の異常から尿意を感じない患者,手術や様々な理由で尿閉をおこした患者に対して間歇導尿を実施する時期を知るために行われている.
尿の排尿は,多くは導尿カテーテルと呼ばれる専用のカテーテルを使って行なわれるが,挿入時期の確認方法としては,決められた時間ごとに挿入する方法に蓄尿による尿量計測を加味する方法が一般的に行われている. 導尿カテーテルは直接尿管に挿入されるため,患者に躊躇があったり,時に痛みを伴ったり,また,尿路感染の誘発を伴う場合もある.
今回,シスメックスでは,ダイアグノスティックウルトラサウンド社( Diagnostic Ultrasound Corporation )のブラッダースキャン システム「 BVI 6100 」及びブラッダーマネージャー「 BVI 3000 」の2機種を国内向けに販売する.
このコンテンツは、日本国内の医療関係者(医師・看護師・検査技師・栄養士・薬剤師など)の方に当社商品に関する情報を提供することを目的としています。
日本国外の医療関係者および一般の方に対する情報提供を目的としたものではございません。
あなたは医療関係者ですか?