Sysmex Journal Web ※このコンテンツは医療従事者向けです
2011年Vol.34 Suppl.1
製品紹介小林 秀行, 田中 千晶
シスメックス株式会社 学術本部
シスメックス社では,1986年から今日まで約25年間にわたり,尿沈渣の自動化装置を取り扱っている.この間,いわゆる「画像方式」の装置3機種,「フローサイトメトリー方式」の装置5機種を開発・製造・販売してきた.この結果,2010年12月時点においてUF シリーズの出荷台数は7,000台を超え,ヨーロッパ,アジア,日本,アメリカを中心に多くの検査室でお使いいただいている.
この間,国内においては,尿検査が必要となる関連疾患の治療などに関してガイドライン化が進んだ.最近のものでは,2006年6月発行の「血尿診断ガイドライン」,2009年1月発行の「CKDガイドライン」,同年11月発行の「尿路性器感染症に関する臨床試験実施のためのガイドライン」がこれに相当し,関連疾患の診断と治療において尿検査の意義が高まっている.
今回,我々はこのような状況のもと,尿化学定性装置と尿中有形成分分析装置を一体化し,全自動尿統合分析装置UX-2000 を開発したので紹介する.
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