Sysmex Journal Web ※このコンテンツは医療従事者向けです

2019年Vol.20 No.1

レポート

国立国際医療研究センター病院における全自動尿中有形成分分析装置UF-5000を用いた尿沈渣検査の運用について

著者

大塚 梨沙, 小林 真二, 荘司 路, 手塚 俊介, 永井 正樹

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 中央検査部門

Summary

当院では尿沈渣検査の効率化や迅速化,精度の向上を目的として全自動尿中有形成分分析装置UF-5000 ( シスメックス株式会社;以下,UF-5000 ) を2017年1月に導入した.目視の負担軽減やTAT ( Turn Around Time ) の短縮などにより作業効率が向上し,業務の幅が広がった.また,質の高い検査結果が提供できるようになった.本稿では,当院におけるUF-5000を用いた尿沈渣検査の運用について紹介する.