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2011年Vol.12 No.1

論文

デジタル標本を使用した形態サーベイへの取り組み —神奈川県精度管理調査の経験より

著者

三村 勇造*1, 切明 友理*1, 仲田 真弓*2, 鈴木 正昭*2, 矢島 智志*3, 渡邉 眞一郎*3

*1 湘南鎌倉総合病院 検査部
*2 藤沢市民病院 臨床検査室
*3 横浜市立大学附属病院 臨床検査部

Summary

血液形態サーベイにデジタル標本を使用したバーチャルスライドサーベイの実際について,神奈川県精度管理調査の経験を報告する.1. 症例の選択 2. 標本の準備 3. デジタル標本の作製 4. VS サーベイ用データの作成 5. 配布用CD 作成 6. サーベイ実施 ( 配布~データ収集 ) 7. データ集計 8. 評価・利用 9. VS サーベイの実例につき,それぞれ具体的手順,方法を解説する.

Key Words

デジタル標本, バーチャルスライド, 精度管理調査( 形態サーベイ )