関係会社情報
シスメックスの子会社であるOxford Gene Technology(OGT)は、2025年9月22日付で米国食品医薬品局(FDA)より、「CytoCell® KMT2A Breakapart FISHプローブキットPDx※1」のDe Novo制度を利用した市販前認可※2を取得しました。今回の認可により、「Revuforj」(一般名:レブメニブ、Syndax社)のKMT2A 再構成(KMT2Ar)急性白血病※3のコンパニオン診断薬(CDx)として、米国において本品の使用が可能になります。詳細はOGTのプレスリリースをご覧ください。
※1 | CytoCell® KMT2A Breakapart FISHプローブキットPDx: |
OGTが提供するハイブリダイゼーションベースのFISH法による体外診断用キット。急性白血病患者の骨髄検体を対象に、KMT2A 遺伝子再構成の検出を目的とし、高感度・高精度な診断をサポートします。 | |
※2 | De Novo認可: |
米国食品医薬品局(FDA)が新しいタイプの医療機器を市販前確認するための制度です。既存の類似製品がアメリカ市場に存在しない場合に適用され、安全性と有効性が十分に確認された場合に、新たな医療機器としてクラスIまたはクラスIIに分類され、市場での販売が認められます。 | |
※3 | KMT2A 再構成(KMT2Ar)急性白血病: |
KMT2A 遺伝子の再構成は、乳児を含む急性白血病で頻繁に認められ、治療や予後に重要な影響を与える遺伝子異常です。急性リンパ性白血病(ALL)や急性骨髄性白血病(AML)、混合表現型急性白血病(MPAL)などで検出され、複数のパートナー遺伝子が知られています。 |