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Siemens Healthineersと血液凝固検査関連製品に関するグローバルOEM契約を締結

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長 CEO:家次 恒)は、Siemens Healthcare Diagnostics Inc.(米国 ニューヨーク州 以下「Siemens Healthineers」)と2023年2月28日に、血液凝固検査関連製品におけるグローバルOEM契約(以下、「本契約」)を締結しました。本契約のもと、両社は、血液凝固検査分野の機器・試薬を相互にOEM供給し、それらを自社の製品・サービスと組み合わせて、各々のブランドでグローバルに販売します※1。今後両社は、この協業により実現する世界トップクラスの豊富な血液凝固検査製品群と、各々の強みを組み合わせた効果的なソリューションをグローバルに提供することで、多様化するお客さまのニーズにお応えします。

 シスメックスとSiemens Healthineersは、1995年に血液凝固検査分野における販売・サービスに関するアライアンス契約を締結し、25年以上にわたり強固な協力関係を構築してきました。本業務提携のもと、両社は、各々の販売地域において、シスメックス製の検査機器・検査試薬とSiemens Healthineers製の検査試薬を組み合わせて販売・サービスを展開し、血液凝固検査分野でのシェアを拡大させてきました。またこの間、両社はそれぞれの経営資源を活かして事業分野を拡充し、各々の強みを培ってきました。その結果、現在血液凝固検査分野においてグローバルシェアNo.1を獲得しています※2
 
 近年、生活習慣などに起因する血栓性疾患の増加、新たな血液製剤の開発や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化予測への活用、また検査の標準化やデジタル化、品質改善への要求の高まりなどを背景として、血液凝固検査へのニーズは拡大かつ多様化しています。
 本契約は、このような環境変化に対応し、グローバルのお客さまに、より幅広く効果的な血液凝固検査ソリューションの選択肢を提供することを目的としたものです。両社は、相互のOEM供給により実現する世界トップクラスの製品群と独自の強みを組み合わせたソリューションを、各々のブランドでグローバルに提供します。

 今後両社は、血液凝固検査分野において、このたび強化した協業体制のもと、これまで培ってきた独自の事業基盤やサービス&サポートとのシナジーを、グローバル市場でそれぞれ最大限に発揮します。これにより、多様化するお客様のニーズにこれまで以上にお応えするとともに、血液凝固検査のさらなる価値向上を通じて、患者さんのアウトカム向上に貢献してまいります。 
【契約の概要】
  契約締結日: 2023年2月28日
  契約内容: グローバルOEM契約
  対象期間: 2023年3月~2038年2月末
  対象国: 全世界
 
 【参考】
   
2021年2月3日リリース『Siemens Healthineersとの血液凝固検査関連製品に関するグローバルアライアンス契約を更新』
 

  【注釈】
  ※1 新たな契約形態への移行準備のため、現行のグローバルな販売・サービスに関するアライアンス契約を延長し、国ごとに準備が整い次第、今回のグローバルOEM契約へ順次移行予定。
 
  ※2 Siemens Healthineersとのアライアンスを含む2021年売上高ベース(自社調べ)。 
 【シスメックスのマテリアリティ】
  シスメックスは、優先的に取り組むべき課題(マテリアリティ)の一つに「製品・サービスを通じた医療課題解決」を特定し、事業活動を通じた医療課題解決に取り組んでいます。これまで培ってきた独自の技術やグローバルネットワークを活かして、今後も医療の発展とともに人々の健やかな暮らしへの貢献を目指した取り組みをすすめてまいります。    
 
 
以上
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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