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新たな機器生産工場の建設用地を取得

~グローバルな需要拡大に伴い、生産能力を大幅に増強~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、グローバルでの検体検査機器の需要拡大に伴い、生産能力を大幅に増強するため、兵庫県加古川市に新たな機器生産工場の建設用地を取得することを決定しました。

 シスメックスは、創業よりヘマトロジー分野(血球計数検査分野)を中心に事業を推進し、グローバルシェアNo.1の地位を確立しています。また、ノンヘマトロジー分野においても事業を拡大し、世界170カ国以上のお客様に機器、試薬、サービス&サポートなどをお届けしています。

 シスメックスは、日本のものづくり、メイドインジャパンの高い技術力を活かし、機器製品を日本国内で生産し、世界中のお客様にお届けしてきました。シェア拡大やポートフォリオの拡充に伴い当社の機器生産量が年々増加する中、世界中のお客様に製品を安定的に提供するため、工場の増改築や生産システムの革新などに取り組んできました。


 また、外部環境としては、新興国の著しい経済成長に伴う医療関連インフラに対する投資の増加、高齢化が進む先進国の医療ニーズの多様化などにより、グローバルの検体検査市場は今後さらなる拡大が見込まれています。


 このたび、シスメックスは、グローバルでのさらなる検体検査機器の需要拡大に備え、生産能力を大幅に増強するため、加古川市に新たな機器生産工場の建設用地を取得することを決定しました。現在の機器生産工場の操業を継続し、新たな工場をシスメックスグループの機器生産の基幹工場として位置づけ、生産能力の大幅な増強を目指します。



 加古川市は、現在の機器生産工場、研究開発拠点のテクノパーク(神戸市西区)などからもアクセスが良く、新工場建設により当社の経営資源を最大限に活用し、より高品質の製品を効率的に生産する体制を確立することができます。今後、新工場建設に向けて詳細な計画を展開していきます。


 シスメックスは、今後も世界中のお客様に高品質、高付加価値の製品を安定的にお届けし、人々の健康に貢献していきます。

 

【取得する物件概要】

1. 所在地: 兵庫県加古川市野口町水足(みずあし)字小橋262番11
2. 敷地面積: 約3万平方メートル
3. 取得日: 2012年12月28日(予定)

※血液凝固、免疫、尿、生化学検査などのヘマトロジー分野(血球計数検査分野)以外の検体検査分野


以上

  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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