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台湾の現地法人を完全子会社化し、販売・サービス活動を強化

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、当社の掲げるアジアフォーカス戦略の一環として台湾の現地法人を完全子会社化し、2011年10月より台北にて販売・サービス活動を開始いたします。

 台湾は、1990年代より、IT産業を中心に安定的な成長を遂げています。医療面では、1995年に全国民を対象とした健康保険制度が導入され、医療水準の向上とともに、医療サービスの質の向上が求められています。一方、2002年には医療費の支払い制度が一部変更となり、これにより各医療機関が受け取る診療報酬に上限が設定されました。そのため、医療現場では、医療サービスの質の向上だけでなく医療業務の効率化も求められ、市場のニーズはますます多様化しています。
 
  シスメックスは、2000年に現地の代理店との合弁会社を設立し、台湾における販売・サポート活動を行ってきました。現地代理店を活用した販売・サービス活動により、当社の主力分野である血球計数検査とともに、凝固、尿沈渣検査分野においても、現地で高いシェアを獲得しています。
 
  このたび、100%出資の完全子会社として、2011年10月1日より新たな体制で販売・サービス活動を強化・推進します。これまでに築いた現地代理店との良好な関係をベースに活動を行うことで、現地のお客様のニーズを確実に捉え、顧客満足度の向上を図ります。また、当社の強みのひとつである学術啓発活動もさらに充実させ、市場への浸透を通じて販売・サービス活動のさらなる強化を目指します。
 
  今後もシスメックスは販売・サービス体制の整備や学術啓発活動を強化し、アジアにおける医療の発展に貢献していきます。
 
 

【新たな子会社の概要】

  名称:  シスメックス タイワン シーオーエルティーディー
(Sysmex Taiwan Co., Ltd.)
  所在地: 台湾 台北市
  代表者:  山内 康正
  設立日: 2011年4月22日
  資本元: シスメックス株式会社
  従業員数: 7名(2011年度計画)
  事業内容: 検体検査機器・試薬・検査情報システムの販売・サービス&サポート


 
以上
 
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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