方針・体制一覧
次世代法・女性活躍推進法 行動計画
シスメックスは、性別・国籍・障がい等の有無を問わず、多様性を受け入れ、一人ひとりの人格や個性を大切にするとともに、安心して能力が発揮できる職場環境の整備に、積極的に取り組み、以下の行動計画を策定します。
1.計画期間
2025年4月1日~2030年3月31日 (5年)
2.当社の課題
(1) |
グローバルの医療機器メーカーとして、女性ユーザーも多く、多様な職種で女性従業員が活躍しているが、管理職における女性比率は10%、係長層も25%にとどまっている。医療の高度化ニーズの多様化に伴い、意思決定において多様な人材の異なる視点が求められ、多様性を強みに活かす組織構造として、女性管理職比率の向上が必要である。 |
(2) |
キャリア形成やワークライフに対する認識に男女差が生じている。誰もが活躍できる働きやすい職場づくりが必要である。 |
3.目標、取組み内容と実施時期
目標1:女性管理職比率:15%以上
<取組内容>
① |
男女の区別なく公正な採用を行い、女性採用比率40%以上(2025年~) |
② |
女性リーダーの育成(2025年~) |
・ |
職務型人事制度を活用し、専門性の拡大などキャリアアップの機会を促進し、女性の活躍を推進 |
・ |
キャリア動機付け支援を行う研修プログラムの提供 |
・ |
女性タレントプールの状況をモニタリングし、ジェンダー・エクイティの観点を考慮したタレントマネジメント並びに後継者育成施策を推進 |
目標2:両立支援制度を取得しやすい職場環境を促進し、男性の育児休業取得率65%以上
<取組内容>
① |
女性だけでなく男性も仕事と家庭のバランスをとれる環境整備を行う(毎年) |
・ |
男性が育児参画しやすい職場環境の整備(育児と仕事の両立支援セミナーを年1回以上開催、男性育児休業取得ガイドブックや取得事例の提供) |
目標3:AI、ITを活用した生産性向上、働きやすい職場環境やウェルビーイングを促進し、年間総労働時間1950時間以下、有給休暇取得率75%以上
<取組内容>
・ |
スマートワーク制度(時間や場所を組み合わせたハイブリッドワーク)や休暇、両立支援制度とともに、ITを活用したコミュニケーション、業務効率化により、ワークライフバランスを促進 |
・ |
当社独自のアルゴリズムを活用した従業員と組織ニーズのマッチングに基づく配置や1on1、社内公募の実施など、様々なキャリア開発プログラム施策を通じて、多様なキャリアの選択肢を拡充 |
・ |
多様な従業員の活躍支援やダイバーシティ&インクルージョンを推進し、アンコンシャスバイアス学習を継続的に実施 |
② |
ウェルビーイングの促進(毎年) |
・ |
年1回、企業風土調査を実施、結果を従業員に公開し、対話を通じて向上 |
・ |
ヘルスケア企業として、従業員のヘルスケアリテラシーを高め、時間管理研修や産業医による健康講演の実施、健康管理システム活用による健康課題の見える化など、従業員一人ひとりのウェルビーイングを促進 |