シスメックス株式会社

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ニュースリリース

経営・事業
2019年06月03日

世界アンチ・ドーピング機構の認定・承認分析機関に当社製品が一斉採用
~ドーピング検査の品質向上支援によりクリーンで公正なスポーツ運営に貢献~

 シスメックスは、世界アンチ・ドーピング機構(The World Anti-Doping Agency、 以下「WADA」)が認定または承認する分析機関 世界30施設において、当社の「多項目自動血球分析装置 XNシリーズ」の一斉採用が決定したことをお知らせします。これは、検査機関・場所によらず、経時的な検査結果の比較性やトレーサビリティが求められるドーピング検査において、本製品の高い測定精度と、それを支えるグローバルな精度保証体制などが評価されたことによるものです。

 ドーピング検査は、アスリートから採取された検体を用いて、WADAが認定または承認する分析機関において、全世界・全スポーツ統一の手順で実施されます。従来のドーピング禁止物質そのものを検出する直接法を補強する手法として、経時的な生体的指標の変化をモニタリングすることで、ドーピングにより体内で起こる異常な変化を捉える「アスリート・バイオロジカル・パスポート(Athlete Biological Passport:ABP)」が2009年より導入されています。現在ABPは、血液ドーピングを検出する検査と、尿からステロイドの使用を検出する検査の2種類が全世界で運用されていますが、世界中を移動するアスリートの経時的な検査結果が高精度に比較・モニタリングできることが極めて重要であり、検査の場所によらず、信頼性の高い検査結果を提供する高品質かつ標準化された検査が求められています。
 

 シスメックスは、人々の生命と健康に携わる医療業界でグローバルに事業を展開する企業として、「責任ある製品・サービスの提供」を優先的課題(マテリアリティ)に定めており、その活動の一つとして、赤血球の産生機能に関する情報を高感度かつ高精度に検出する血球分析装置の提供を通じて、厳格かつ公正なドーピング検査の実施に貢献しています。
 

 このたび、WADAとの協議のもと、WADAがABPの受託検査機関として認定または承認する30の分析機関において、高い測定精度で、グローバルに標準化された検査結果をお届けするシスメックスのフラッグシップ製品「多項目自動血球分析装置 XNシリーズ」のXN-1000が一斉採用されることが決定しました。ほぼ全ての分析機関において本製品の評価活動(バリデーション)が完了し、今後のオリンピックやツール・ド・フランスを含む様々な国際競技大会を見据えて、2019年6月初旬より、国際競技連盟や各国ドーピング防止機関が実施するABPの血液検査への運用が開始されます。
 XNシリーズの一斉採用は、その測定精度の高さに加えて、独自の精度管理サービスなど、グローバルで安定的に信頼性の高い測定結果をお届けするための強固なサポート体制などが評価されたことによるものです。WADAにとっては、XNシリーズの一斉導入により、各分析機関の検査結果を補正することなく比較することが可能となるため、より高品質かつ効率的なABPのグローバルな運営が期待できます。

 今後もシスメックスは、ヘルスケア企業として、これまで検体検査領域で培った技術やノウハウを活用し、公正な競技環境の推進やスポーツ振興を通じた豊かな健康社会の実現に貢献していきます。
 


【世界アンチ・ドーピング機構について】
世界アンチ・ドーピング機構(The World Anti-Doping Agency:WADA、本部:カナダ・モントリオール)は、スポーツにおけるドーピング防止活動を統制する国際機関として、1999年に設立されました。世界各国におけるドーピングの根絶と公正なドーピング防止活動の促進を目的として、国際的なドーピング検査基準やドーピング違反に対する制裁手続の統一などの役割を担っています。 

 

以上

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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