シスメックス株式会社

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2018年12月18日

血液凝固検査分野の新製品「全自動血液凝固測定装置 CN-6000/CN-3000」を発売
~生産性・信頼性・操作性向上により検査のさらなる効率化・質の向上を実現~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長 CEO:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたび、血液凝固検査分野における次世代の測定装置「全自動血液凝固測定装置 CN-6000/CN-3000」(以下「CN-6000/CN-3000」)を発売します。血液凝固検査装置のリーディングカンパニーとして、生産性・信頼性・操作性を向上したCN-6000/CN-3000の販売を通じて、多様化するお客様のニーズにお応えし、血液凝固検査のさらなる効率化と質の向上に貢献します。

 「血液凝固検査」は、血液が固まる機能や血栓が溶ける機能などを調べることで、主に血友病などの「出血性疾患」や心筋梗塞・脳梗塞などの「血栓性疾患」の診断・治療に用いられる検査です。
 近年、生活習慣や高齢化に起因する血栓性疾患の増加や、出血性疾患におけるQOL向上を目的とした新しい血液製剤の開発などを背景として、これらの疾患の早期診断や適切な治療のための血液凝固検査へのニーズは拡大かつ多様化しています。

 シスメックスは、Siemens Healthineersとの販売提携の下、両社でグローバルに機器と試薬の相互供給を行い、血液凝固検査分野においてグローバルシェアNo. 1※1の地位を有しています。

 このたび発売する「全自動血液凝固測定装置 CN-6000/CN-3000」は、多様化する血液凝固検査へのニーズにお応えするため、当社従来製品から生産性・信頼性・操作性をさらに進化させた次世代の血液凝固検査装置です。日本での発売後、順次海外にも市場導入を進めていく予定です。
 CN-6000/CN-3000は、当社従来製品の最上位モデル「全自動血液凝固測定装置 CS-5100」と比較して、測定時間を約30%短縮※2し、処理能力を向上すると同時に、小型化により設置面積を約2分の1に縮小し、検査室の生産性向上に貢献します。また、測定エラーの監視精度、乳び検体※3の解析能力の強化などにより、お客様に、これまで以上に信頼性の高い検査結果をお届けします。さらに、検出部の光源にLEDを採用し長寿命化することで、ランプ交換にかかるお客様の作業負担を削減するなど、ユーザビリティも向上しています。

 なお本製品は、検査装置や臨床検査情報システムなどで管理する様々な情報をクラウド上で可視化・分析する新ネットワークソリューション「Caresphere™」※4に対応しており、Caresphere™との連携により、処理検体数や試薬残量、精度管理状況などの装置の状態に加えて、検査室全体の稼働状況を、お客様がリモートで簡便に把握・分析することが可能となります。

 今後もシスメックスは、多様化かつ高度化するお客様のニーズに対応する装置・試薬の研究開発に積極的に取り組み、質の高い検査の提供を通じて、迅速な診断や適切な治療選択に貢献します。


 

【新製品の概要】

  販売名: 全自動血液凝固測定装置 CN-6000/全自動血液凝固測定装置 CN-3000
  対象施設: 中規模~大規模の病院および検査センター 他
  発売時期: <日本>2018年12月 <海外>各国の許認可取得後、順次発売
  処理能力: CN-6000 最大450テスト/時間(PT単項目測定時)
CN-3000 最大225テスト/時間(PT単項目測定時)
  測定時間: 最速4分30秒(PT単項目測定時)

 
 

【測定項目(日本発売時)】

  凝固法: PT, APTT, Fbg, 外因系凝固因子 (II, V, VII, X), 内因系凝固因子 (VIII, IX, XI, XII), PC
  合成基質法: FVIII, FIX, FXIII, AT, PC, PLG, α2-PI
  免疫比濁法: FDP, Dダイマー, FMC, VWF: Ag
  凝集法: VWF: RCo, ADP, コラーゲン, エピネフリン


 

【特徴】 

  測定時間短縮と省スペース化により迅速で効率的な検査環境を実現
  多波長透過光検出方式(マルチウェーブ検出法)を採用、波長切り替えや異常検体検知・解析機能などにより、信頼性の高い検査結果を報告
  LED光源の採用(光源寿命約36,000時間)によりランプ交換の作業負担・コストを削減
  検体分注ピペット改良により必要最低血漿量を従来の約65%に低減、検体の移し替え作業にかかる負担を軽減
  試薬の蒸散を防ぐ試薬ラックの自動開閉機能、必要試薬量のお知らせ機能を搭載し、操作性を改善
  「Caresphere™」との連携により、リアルタイムで装置の稼働状態や試薬・消耗品の残量管理が可能

 


 

【外観】

 全自動血液凝固測定装置 CN-6000/CN-3000  


(オプションサンプラー搭載時)

  

     
 

 

【注釈】

  ※1 Siemens Healthineersとのアライアンスを含む2017年売上高ベース(自社調べ)。
 
  ※2 PT単項目測定時。
 
  ※3 乳び検体:
食後に時間をおかないで採血した場合などに、脂肪があまり分解されず血液中に残り、その脂肪分が乳白色に見える検体のこと。特定の検査項目においては、測定結果に影響を与えることがある。
 
  ※4

参考:2018年4月5日リリース: 
『新たなネットワークソリューション「Caresphere™」の提供を開始~情報化が加速するヘルスケアの未来に向けたインテリジェントな情報活用を支援~』
https://www.sysmex.co.jp/corporate/news/2018/180405.html

 
                      以上

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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