Sysmex Journal Web ※このコンテンツは医療従事者向けです

2020年Vol.21 No.1

レポート

健診業務における全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000の導入効果について

著者

岡部文雄, 平田 香, 佐藤 操

一般財団法人 大阪府結核予防会 臨床検査部

Summary

当施設は健康診断を主とする業務を行っており,健康診断の検査項目である尿検査の効率化・迅速化を目的として2017年11月に全自動尿中有形成分分析装置UF-5000 ( シスメックス株式会社;以下, UF-5000 ) を含む尿検査システムの運用を開始した.
尿検査システムの導入とともに運用面も見直すことで,目視鏡検の負担軽減や業務の効率化,検体の取り違い防止など多くのメリットが見られた.本稿では,装置の導入検討・健診業務における尿検査の運用について紹介する.