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2019年Vol.20 No.1
レポート石川 道子, 酒井 瑠美子, 加藤 純子
福岡大学病院 臨床検査部
当院では尿沈渣検査の効率化,迅速化を目的として2009年8月に全自動尿中有形成分分析装置UF-1000i ( シスメックス株式会社;以下,UF-1000i ) を導入しており,後継機として2016年9月に全自動尿中有形成分分析装置UF-5000 ( シスメックス;以下, UF-5000 ) を導入した.検証結果から運用を見直すことで,作業量や鏡検率が減少し,TAT ( Turn Around Time ) が短縮した.作業効率が上がったことにより,コスト削減や臨床への貢献へと繋がっている.本稿では,当院におけるUF-5000 を用いた尿沈渣検査の運用について紹介する.
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