川崎重工業株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:村山 滋 以下「川崎重工」)とシスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、医療用ロボット※1を開発、製造、販売するためのマーケット調査を行う株式会社メディカロイド(本社:神戸市、代表取締役社長:橋本 康彦 以下「メディカロイド」)を共同で設立しました。
メディカロイドは、世界で需要拡大が見込まれる医療用ロボットを中心に製品企画を行い、将来に向けた開発、製造、販売体制を構築します。
出資した両社は、産業用ロボットの技術を保有する川崎重工と検査・診断の技術を保有し、医療分野に幅広いネットワークを持つシスメックスの強みを活かして、メディカロイドのマーケティング活動を強力に支援し、世界の医療産業の発展に寄与していきます。
【メディカロイドの概要】 | |||
会社名 |
: | 株式会社メディカロイド | |
Medicaroid Corporation | |||
所在地 | : |
神戸市中央区港島南町5-5-2 神戸国際ビジネスセンター503 |
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設立 | : | 2013年8月29日 | |
資本金 | : |
1,000万円 |
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出資比率 | : | 川崎重工 50% | |
シスメックス 50% | |||
社長 | : | 橋本 康彦(川崎重工業株式会社) | |
副社長 | : | 浅野 薫(シスメックス株式会社) | |
役員及び従業員数 |
: | 11名 | |
事業内容 | : | 医療用ロボット製品化のためのマーケティング |
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川崎重工業株式会社 | |||
住所 | : | 兵庫県神戸市中央区東川崎町三丁目1番1号 | |
代表者 | : |
代表取締役社長 村山 滋 |
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事業内容 | : |
船舶・鉄道車両・航空機・ガスタービン・原動機・産業機械・環境装置・二輪車・油圧機器・産業用ロボット・建設機械等の製造・販売 |
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シスメックス株式会社 | |||
住所 | : | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通一丁目5番1号 | |
代表者 | : | 代表取締役会長兼社長 家次 恒 | |
事業内容 | : | 臨床検査機器、検査用試薬ならびに関連ソフトウェアなどの開発・製造・販売・輸出入 |
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【株式会社メディカロイド 社長略歴】 | |||||
氏名 | : | 橋本 康彦(はしもと やすひこ) | |||
出身地 | : |
兵庫県神戸市 |
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生年月日 | : |
1957年 5月15日 |
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学歴 | : | 1981年 3月 | 東京大学工学部産業機械工学科卒業 | ||
略歴 | : | 1981年 4月 | 川崎重工業株式会社入社 | ||
2004年 7月 | Kawasaki Robotics (U.S.A), Inc. Vice President | ||||
2012年 4月 |
川崎重工業株式会社 | ||||
精密機械カンパニー ロボットビジネスセンター長 | |||||
2013年 4月 |
川崎重工業株式会社 執行役員 | ||||
精密機械カンパニー ロボットビジネスセンター長 | |||||
2013年 10月1日 |
川崎重工業株式会社 執行役員 | ||||
精密機械カンパニー ロボットビジネスセンター長 | |||||
兼 株式会社メディカロイド 代表取締役社長 就任 |
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【株式会社メディカロイド 副社長略歴】 | |||||
氏名 | : | 浅野 薫(あさの かおる) | |||
出身地 | : |
兵庫県神戸市 |
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生年月日 | : |
1958年10月19日 |
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学歴 | : | 1983年 3月 | 大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻卒業 | ||
略歴 | : | 1987年 8月 | 東亞医用電子株式会社(現 シスメックス株式会社)入社 | ||
2005年 4月 | シスメックス株式会社 中央研究所長 | ||||
2009年 4月 |
シスメックス株式会社 執行役員 中央研究所長 | ||||
2011年 4月 |
シスメックス株式会社 執行役員 研究開発企画本部長 | ||||
2013年 4月 | シスメックス株式会社 上席執行役員 | ||||
2013年10月1日 |
シスメックス株式会社 上席執行役員 | ||||
兼 株式会社メディカロイド 代表取締役副社長 就任 |
※1: | 医療用ロボット |
医療分野で使用されるロボット。製薬工程や調剤工程で人とは隔離されて使われるなど産業用ロボットの範疇に入るタイプと手術支援ロボットや放射線照射ロボットなど人(患者さん)と接触または共存しながら使われるタイプの2種類がある。販売する場合、後者には原則的に治験や薬事法認証など公の機関の認可が必要である。 |
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※2: | 生活習慣病 |
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲食等の生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群。 |
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※3: | 個別化医療 |
一般的にテーラーメード医療と言われ、患者一人ひとりの個性にかなった医療を行うこと。 |
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※4: | 低侵襲治療 |
手術や薬剤投与に伴う身体的な負担(痛み、発熱、出血など)をできるだけ軽減する治療。例えば、患者さんへの身体的負担が少なく、早期の回復が見込まれる内視鏡やカテーテルなど医療機器を用いた治療のこと。 |
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※5: | 臨床試験 |
新規の薬剤や医療用具等の安全性や有効性などを確認するための試験。 |
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※6: | 治験 |
医薬品、もしくは医療機器の製造販売に関して、薬事法上の承認を得るために行われる臨床試験のこと。 |