シスメックス株式会社

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2018年09月05日

多項目自動血球分析装置XSシリーズの中国市場向け製品を発売
~新たな製品供給スキームの採用により中国の事業拡大を加速~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長 CEO:家次 恒 以下「シスメックス」)は、中国における検体検査領域のリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固にすることを目指し、中・小規模の医療施設を対象としたヘマトロジー(血球計数検査)市場でのさらなる競争力向上のため、当社初の「ノックダウン生産方式」を採用した中国市場向け製品「多項目自動血球分析装置 XSシリーズ XS-500ix」を発売します。

 急速な経済発展が進む中国では、分級診療制度※1などの医療制度改革と同時に医療環境の整備が進められ、検査の需要が拡大しています。近年は医療費の高騰などを背景に、高度な医療が受けられる3級病院に集中していた患者さんのうち、比較的症状が軽度もしくは慢性疾患に罹患された患者さんを2級以下の病院へ誘導していくなど、医療リソースを分配・効率化するための施策が進められています。そのため、今後は2級以下の病院において、病院数や患者数が増加するとともに、高機能・高品質製品のニーズが拡大していくことが見込まれています。
 シスメックスは、中国市場の成長性にいち早く着目し、これまで現地試薬工場の設立や、200社以上の販売代理店との提携などを通じて、中国全土にメイド・イン・ジャパンの高品質な機器や試薬、サービスを提供する体制を整備し、事業を拡大してきました。現在の中国における売上高は連結売上高の約4分の1※2を占めています。

 このたび、病院数や患者数の増加が見込まれる2級以下の中・小規模の医療施設を主な対象として、高機能・小型・微量血測定をコンセプトとする「多項目自動血球分析装置 XSシリーズ」の中国市場向け製品「XS-500ix」を発売します。XS-500ixは、XSシリーズの既存製品 XS-500iと同等の高い性能・品質を維持しつつ、市場の特性に合わせた製品供給スキームに適用するため、主要部品を日本から輸出し、現地で完成品に仕上げる「ノックダウン生産方式」を初めて採用しました。

 本製品は、コンパクトモデルの生産工場である加古川工場(兵庫県加古川市)にて加工・製造された主要部品を用いて、中国済南工場(中国山東省済南市)にて組立・調整・検査などの各生産作業を行い出荷されます。済南工場においても、国内の機器生産で培った高品質・高生産効率を実現する仕組みを踏襲し、お客様に高品質な機器を供給し、安心をお届けしていきます。

 シスメックスは、競争が激化する中国市場において、本製品により、今後特に市場成長が見込まれる2級以下の中・小規模の医療施設への販売促進活動を強化し、ヘマトロジー分野でのさらなるシェアおよび事業の拡大を目指します。
 今後も、お客様のニーズや市場の特性に合わせて、各地域に最適化された体制整備や製品・サービスのラインアップ拡充により検査の標準化・効率化を加速し、医療の発展に貢献します。
 
 

【新商品の概要】

  販売名: 多項目自動血球分析装置 XSシリーズ
  プロダクト名:  XS-500ix
  対象市場: 中国
  発売時期: 2018年9月
  主な特徴:
 
  ・蛍光フローサイトメトリー法を採用し白血球を高精度に分析
・微量検体(20μL)でCBC8項目に加えて白血球5分類が可能
・操作性を追及したインターフェース
・ほぼA3サイズのコンパクトモデル

  

【外観】
  
   多項目自動血球分析装置 XSシリーズ XS-500ix
    

【注釈】

  ※1 分級診療制度:
中国において、「医院分級管理弁法」のもと、インフラの整備状況や機能および役割により医療機関を等級別に分類・管理し、医療リソースの分配・効率化を図る制度。医療水準は、3級病院が最も高く、1級病院が最も低い。病院の分類に関する主な定義は以下の通り。
(3級病院)
複数の地区に専門性の高い医療サービスを提供し、高等教育、技術的任務を有する病院。
病床数 500床以上。
(2級病院)
複数のコミュニティに総合医療衛生サービスを提供し、一定の教育的、技術的任務を有する病院。病床数 100~499床。
(1級病院)
一定の人口規模を有するコミュニティに予防、医療、保健、リハビリテーションサービスを提供する基礎病院、衛生院。病床数 20~99床。
 
  ※2 2018年3月期の連結売上高に占める中国地域の売上高比率
 

 
以上

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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