スタート直後から飛出す野口選手（写真提供　宮崎日日新聞社）

ハーフマラソンの部は、強風と時々小雨が舞う悪条件の中、宮崎県庁前スタート、宮崎県総合運動公園陸上競技場をゴールとするコースで開催され、55名の選手が参加しました。
野口選手は、序盤より終始首位で独走。強い向い風を受けつつも、2位以下を大きく離して、1時間8分30秒でゴールイン。3年ぶり3回目の優勝を果たし、2007年は幸先良いスタートとなりました。
5kmの部は、宮崎県総合運動公園陸上競技場付設周回コースにて開催され、105名の選手が11時にスタートしました。
清家選手は、スタート直後から、上位集団で健闘。終盤競技場に戻ってから、3人を抜き、15分56秒の4位でゴールイン。
高木選手は、序盤から中位集団で前に出ることができず、16分26秒の12位となりました。

2位以下に大差をつけゴールテープを切る野口選手 （写真提供　宮崎日日新聞社）

＜野口選手＞
3年ぶりの出場となる今大会、新年最初のレースで幸先の良いスタートを切りたいと思いながら、レースに臨みました。スタートの後の1kmを3分04秒で入り、身体も軽かったので、このまま3分10～12秒くらいで押していきたいと思っていましたが、風がきつく、その影響で20秒台に落ちてしまいましたが、慌てることもなく、落ち着いて後半にペースアップして立て直すことができました。この条件でのタイムならまあまあの着地点ではないかと思いますが、風の影響があってもペースダウンをカバーできる走りができたらと思いました。しかし、良いイメージでゴールインできたことは今後のレースにとってもプラスになると思います。引き続き、調子を崩さずしっかり走ります。

第2集団をリードする清家選手

＜清家選手＞
今年初の5kmレース、どのようなメンバーの中でも積極的に前に行くことを考えてレースに挑みました。レースの前半は、集団の前へ出て引っ張り、積極的に走ることができました。しかし、後半は逆に仕掛けられ、一度少し離れてしまいましたが、粘って4位に入ることはできたものの、自分ではタイムも順位も、納得のいかない結果なので、今年は一つ一つのレースで、競い合いや駆け引き等を体験し、次に生かしていけるように、練習にも気持ちを引き締めてがんばります。

高木選手

＜高木選手＞
5kmという短い距離なのに、力を全て出し切ることができずに終わってしまいました。もう少し粘れただろうというところで、自分の弱いところが出てしまい、離れてしまいました。粘ることを練習から身につけていかなければ、レースでは絶対に無理だと思いました。練習の中で我慢し、粘るということを実践していきます。