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モンゴル保健・スポーツ省と免疫検査分野における外部精度管理・基準検査室構築支援活動に関する契約締結

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、モンゴル保健・スポーツ省(以下「モンゴル保健省」)とモンゴルにおける免疫検査分野の感染症検査の精度向上を目的として、外部精度管理※1および基準検査室※2の構築支援に関する契約を締結しましたのでお知らせします。

 モンゴルは、過去10年間における実質GDPの年平均成長率が約9.2%と高い水準を維持しています。近年の経済発展に伴い、モンゴル保健省を中心に医療のインフラ整備、医療水準の向上に取り組みが進められており、その中で感染症検査の精度向上が課題の一つとして挙げられています。
 シスメックスは、これまでもモンゴル保健省とヘマトロジーおよび生化学検査の外部精度管理および基準検査室の構築のための支援に関する契約を締結し、臨床検査の精度向上を支援してきました。 

 このたび、モンゴル保健省が中心となって、モンゴル国内の検査室を対象に感染症検査の外部精度管理の仕組みの再構築と運営を行うにあたり、シスメックスがその活動を支援する契約を締結しました。モンゴル保健省が定める基準検査室に対して、シスメックスの全自動免疫測定装置を設置し、外部精度管理の構築、運営の中心となる現地医療従事者に対して、シスメックスがこれまでに培ったグローバルなサービス&サポートの経験に基づき、技術的・学術的ノウハウを提供します。

 今後もシスメックスは、途上国、新興国における臨床検査の支援を推進し、臨床検査の標準化および質向上に寄与することで、世界中のお客様に安心をお届けしていきます。


【契約の概要】

  契約締結日: 2016年3月11日
  契約内容: 免疫検査分野(感染症検査)の外部精度管理および基準検査室の構築を目的とした支援活動
  対象期間: 2016年3月11日~2017年6月30日(以降、3年ごとの契約更新を予定)



  ※1 外部精度管理: 

複数の臨床検査室に同一の試料(人工的に作られた血液など)を配付し、回収された測定結果を統計的手法を用いて解析することにより、各検査室の測定結果の精度を評価する手法のこと。結果は各検査室へフィードバックされ、検査の質向上に役立てられる。

  ※2 基準検査室: 地域や国の臨床検査室のモデルとなり、中核的な役割を果たす検査室のこと。



以上
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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