CSRマネジメント

基本的な考え方・体制

基本的な考え方

 現在、地球上では、感染症の流行や高齢化、技術革新を応用した新たな治療法による医療費の高騰、新興国・開発途上国における医療アクセスの向上など、様々な医療課題が存在しています。「持続可能な開発目標(SDGs)」においても、人々の健康や福祉に関する目標が掲げられ、医療課題解決に向けたグローバル企業の取り組みへの期待はますます高まっています。
 そうした中で、シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」のミッションである「ヘルスケアの進化をデザインする。」に基づき、創業から取り組んできた検体検査分野を事業の核としながら、世界の医療課題解決に貢献することを目指して活動しています。特に、世界190以上の国や地域の医療機関への製品・サービスの提供を通じ、「健康寿命の延伸」や「持続可能な医療インフラの構築」を実現することを目指しています。
 こうした活動を継続していくためには、お客様、従業員、取引先、株主様、社会など関わる全てのステークホルダーと真摯に向き合うことにより、持続可能な経営を実現していくことが重要と考えています。「Sysmex Way」において、それぞれのステークホルダーに対する提供価値を明確にするため行動基準を制定するとともに、全グループ従業員が日々の業務において実践できるよう、浸透活動を行っています。法令遵守はもとより、常に高い倫理観に基づいた事業活動を推進していくことや、地球環境への配慮、多様な人材が働きやすいと感じる職場環境の構築などに取り組むことを大切にしています。

CSRマネジメント体制

 シスメックスは、CSR活動の企画・立案および推進、社内外へのCSR情報発信などを行う専任部署としてCSR・環境推進部を設置し、取締役 専務執行役員の管理・統括の下、活動を推進しています。
 また、持続可能な社会の実現および当社の持続的な成長に向けて、優先的に取り組むべき課題(マテリアリティ)を特定しています。2020年度には、新中期経営計画(2021-2023年度)の策定にあわせて、経済・環境・社会課題の変化を踏まえ、マテリアリティの見直しを行いました。あわせて、マテリアリティに紐づくKPIについても見直しを行い、新たにサステナビリティ目標として設定しました。サステナビリティ目標は、各部門の実行計画や活動に展開されます。また、その進捗は取締役会など経営会議で定期的に報告され、目標の見直しや新たな施策の検討などを行い、PDCAサイクルを回しています。

国連グローバル・コンパクト

 シスメックスは、CSRへの取り組みを積極的に推進していくために、2011年2月、「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。マテリアリティの特定やCSR活動の推進にあたっては、国連グローバル・コンパクトの10原則や、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」などを参照しています。