リスクマネジメント

災害対策

災害時に備えた対応(BCP)

シスメックスでは、地震や津波などの大規模災害が発生した際にも重要業務を継続し、迅速な復旧を図るため、生産、調達などの機能ごとに事業継続計画(BCP)を策定して非常時に備えています。BCPでは、危機発生時にも医療機関において当社製品が安定して稼働し続けられるように、供給を優先すべき重要製品を選定しています。また、災害対策基本規程等の災害対応に関する規程やマニュアルを整備し、緊急時に迅速に対応できる体制を整え、災害発生を想定した模擬訓練も定期的に実施しています。

試薬製品に関しては、主要な原材料の調達先の複数化や地産地消の考えに基づいた生産場所の選定によりリスクの分散を図るとともに、非常時における工場間の相互供給体制の構築、輸送面での代替ルートの確保などを実施しています。2018年度に発生した西日本豪雨、北海道胆振東部地震時にも早期に影響を把握し、対策を取ることができました。

緊急連絡手段としては、「安否確認ツール」を国内グループ会社に導入し、グループ間での安否確認を迅速に行える体制を整えています。また、国内グループ間の各事業所にはデジタル無線機を設置し、通信途絶の際にも連絡が取れる手段を確保し、備蓄品および帰宅支援品も人数分備えています。また、eラーニングによる防災/災害時対応およびBCP周知教育や模擬訓練などを通じ、BCPの実効性向上を図っています。

グループのIT基幹システムについては、災害などに強い社外データセンターに配置するとともに、万一災害などの発生時に通常稼働しているシステムがダウンした場合でも、速やかにバックアップシステムへ移行できるシステム基盤を構築しています。