環境への配慮

活動ハイライト
長期的視点で環境保全に取り組みます

社会課題の認識

気候変動の抑制をはじめ、水資源・鉱物資源などの資源利用、生物多様性の保全など、地球環境の持続可能性は喫緊の課題となっています。また、パリ協定の発効や「持続可能な開発目標(SDGs)」の採択などにも見られるように、環境問題は全世界で取り組むべき重要課題であり、とりわけ企業が果たす役割への期待が高まっています。

  • 気候変動対策
  • 平均気温上昇
    2℃以下

世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすることがパリ協定で合意されました。

当社の環境活動の取り組み方針

シスメックスは、グローバルに事業を展開する企業として、優先的に取り組むべき課題(マテリアリティ)の中に「製品ライフサイクルにおける環境配慮」「事業所活動における環境負荷低減」を定め、積極的に環境負荷の低減に取り組んでいます。

また、国際的な環境マネジメントシステムであるISO 14001:2015移行に伴い環境方針を改定し、グループ全体で着実な環境活動を推進しています。

  • 水不足に
    見舞われる人
  • 世界人口の
    40%以上

2050年には、深刻な水不足に見舞われる河川地域の人口は、39憶人(世界人口の40%以上)となる可能性もあると予想されています。

出典:OECD Environmental Outlook to 2050(2012)

SDGsとの関わり

国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」では、2030年までに達成すべき17の目標が掲げられています。その中の目標6「安全な水とトイレを世界中に」、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」では、以下の実現が求められています。

  • 水の利用効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取および供給を確保し水不足に対処する
  • 廃棄物排出量削減のための予防、リサイクル、および再利用(リユース)を推進する
  • エネルギー効率の改善率を倍増させる
  • 気候変動に起因する危険や自然災害に対する防災力および適応力を強化する など
環境マネジメントオフィサーの声

取締役 常務執行役員
山本 純三

持続可能な社会の実現に向けて、ライフサイクル全体にわたる環境保全を推進します

地球環境問題の解決には、中長期的な視点が不可欠です。シスメックスでは、これまでも長期環境目標を策定し、着実に環境負荷低減に取り組んできました。しかし、昨今企業に求められる環境対応への要請はより一層高まっています。このたび、2025年を最終年度とする長期経営目標を策定し、さらなる成長を目指す中で、環境への配慮についてもこれまで以上に、経済・社会とともにバランスをとりながら推進していくべきであると考え、長期環境目標を再設定しました。

2025年度の達成期限に向けた削減目標を明確にするとともに、お客様が製品を使用される際のエネルギーや水の消費量を削減するといった観点を入れることで、環境に配慮した事業活動を行っていきます。

「シスメックス・エコビジョン2025」の策定

シスメックスでは長期的な環境マネジメントの指針として、シスメックスグループ長期経営目標の策定にあわせて、2025年を最終年度とする「シスメックス・エコビジョン2025」を策定しました。

これは気候変動・資源循環など環境問題に関する社会情勢やニーズ・期待、当社グループの及ぼす環境影響およびその範囲などを踏まえ、グループ全体で対応すべき目標を明示したものです。これまで以上に、開発・生産・販売・サービス&サポートなどの製品・サービスのライフサイクルおよび事業活動のバリューチェーン全体の環境保全を推進していきます。

エコビジョン2020からの主な変更点

  • 環境配慮の範囲をバリューチェーンおよび事業活動全体へ拡大
  • 生物多様性保全の目標を設定
  • 対象とする事業所の拡大(売上高構成比80%以上)

2020年度を達成期限とする長期環境行動計画(2010年度設定)。この計画に基づく実績は「環境マネジメント」をご覧ください。

長期環境ビジョン

製品・サービスのライフサイクルおよび事業活動のバリューチェーンにおける、 2025年度までの環境目標を設定し、地球環境の保全に取り組みます。

  1. CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献します。
  2. 資源消費の削減と資源循環を推進し、地球資源の持続可能性向上に貢献します。
  3. 事業活動と自然環境のつながりを認識し、生物多様性の保全に貢献します。

長期環境目標(2025年度)

CO2排出量の削減

  • 機器製品の
    使用時において
  • 15%削減
  • 事業活動に
    おいて
  • 50%削減
  • 出荷物流に
    おいて
  • 15%削減

水消費量の削減

  • 機器製品の
    使用時において
  • 15%削減
  • 事業活動に
    おいて
  • 15%削減

資源循環の推進

  • 事業活動に
    おいて
    リサイクル率
  • 93%以上

生物多様性の保全

脱動物由来原料製品の
ラインアップ拡充

基準年度:2016年度