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グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画を継続

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、このたび公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画を継続することを決定しましたのでお知らせします。

 近年、急速なグローバル化の進展による、国境を越えた疾患の拡大が世界的課題となっています。特に世界3大感染症であるHIV/AIDS、結核、マラリアとその他疾患のまん延防止は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の中でも掲げられており、国際社会が取り組むべき課題となっています。

 シスメックスは、新興国や開発途上国における感染症の診断に寄与するため、マラリア、デング熱、HIV/AIDSなどの検査技術の創出・製品の開発に取り組んでいます。
 また、「開発途上国の人々が感染症による苦難を乗り越え、先進国と同様に繁栄と長寿社会を享受できる世界を目指す」を活動のビジョンとする公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に対し、2015年より3年間にわたり参画しています。
 グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、日本国政府、国連開発計画(UNDP)、製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団による日本初の官民パートナーシップとして設立され、日本と海外の研究機関の連携促進や助成金交付を通して新薬、診断薬開発を促進しています。
 
 このたびシスメックスは、日本発の技術革新による開発途上国の医療への貢献を目指したグローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)の取り組みを引き続き支援するため、2018年より5年間にわたり寄付金を拠出することを決定しました。
 グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画を通じて、新たな感染症診断薬の開発・提供に向けた取り組みを推進し、開発途上国における感染症撲滅に向け貢献していきます。

 今後もシスメックスは、医療の標準化および質向上に寄与することで、開発途上国を含めた世界中のお客様に安心をお届けしていきます。

【公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)について】
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、HIV/AIDS、結核やマラリア、「顧みられない熱帯病(NTDs)」等の、特に開発途上国でまん延する感染症の制圧を目指して、製薬企業、大学、研究機関などと連携しながら、日本発の治療薬、ワクチン、診断薬などの製品開発を推進している国際的な非営利組織です。GHIT Fundについての詳細は、https://www.ghitfund.org/jpをご参照ください。
                                                                     以上
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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