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グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)へ参画

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に参画することを決定しましたので、お知らせします。

 近年、急速なグローバル化の進展による、国境を越えた疾患の拡大が世界的課題となっています。特にHIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止は、国連によりまとめられたミレニアム開発目標の中でも掲げられており、国際社会が取り組むべき課題の一つです。

 シスメックスは、新興国や開発途上国における感染症の診断に寄与するため、マラリア、デング熱、HIVなどの検査技術の創出、製品の開発に取り組んでいます。


 シスメックスはこのたび「開発途上国の人々が感染症による苦難を乗り越え、先進国と同様に繁栄と長寿社会を享受できる世界を目指す」を活動のビジョンとする公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に参画することを決定しました。

 グローバルヘルス振興基金(GHIT Fund)は、日本国政府、国連開発計画(UNDP)、製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団による日本初の官民パートナーシップとして設立され、日本と海外の研究機関の連携促進や助成金交付を通して新薬、診断薬開発を促進しています。

 日本発の技術革新による開発途上国の医療への貢献を目指した取り組みに賛同し、唯一の診断薬企業として参画します。グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)の活動を支援するため、2015年より3年間にわたり寄付金を拠出するとともに、感染症の撲滅に向けた診断薬技術の活用の可能性を探ることにより、グローバルでの医療の標準化および質向上につながると確信しています。


 今後もシスメックスは、医療の標準化および質向上に寄与することで、開発途上国を含めた世界中のお客様に安心をお届けしていきます。


【公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)について】

公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、エイズ、結核やマラリア、「顧みられない熱帯病(NTDs)」等の、特に開発途上国でまん延する感染症の制圧を目指して、日本発の新薬開発を推進している国際的な非営利組織です。GHIT Fundについての詳細は、https://www.ghitfund.org/jpをご参照ください。

  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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