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韓国の販売・サービス体制を強化

~ヘマトロジー、ノンヘマトロジー分野のさらなる成長を目指し、直接販売・サービス体制へ移行~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、韓国代理店Dong Kang Medipia Co., Ltd.(本社:大韓民国 ソウル、代表取締役会長兼社長:C.K.Lee)を子会社化しました。これにより韓国において直接販売・サービス体制へ移行し、さらなるビジネスの拡大を図ります。

 韓国は、医療の高度化、グローバル化および情報化に対して国家レベルで積極的に投資が行われ、今後もさらなる成長が期待できます。少子高齢化の進展などにより、2020年における政府支出に占める一人当たり医療費は、アジア諸国内で日本・台湾についで第3位となることが見込まれています。


 シスメックスは、1987年にDong Kang Medipia社と代理店契約を締結し、現地での本格的なビジネスを開始しました。同社を活用した販売・サービス活動により、主力のヘマトロジーに加え、血液凝固、尿検査においても高いシェアを獲得してきました。また、キーオピニオンリーダーとの強力な関係も構築し、同社とともにシスメックスブランドの浸透を図ってきました。


 このたび、シスメックスは、Dong Kang Medipia社の株式を100%取得し、子会社化することで、同社がこれまで培ってきた強みに加え、シスメックスの強みである学術サポートの充実、SNCS®※などの当社独自のサービス提案などを進め、より一層の顧客満足度向上を図っていきます。また、ヘマトロジー分野のフラグシップモデルXNシリーズの導入に加え、ノンヘマトロジー分野では、凝固分野の新製品導入と免疫分野への新規参入により、さらなるビジネスの拡大を図ります。


 今後もシスメックスは、販売・サービス体制の整備や当社ならではのサービス&サポートを提供し、アジアにおける医療の発展に貢献していきます。

【新たな子会社の概要】
名称: Sysmex Korea Co., Ltd.(シスメックス コリア)
所在地: 大韓民国 ソウル
代表者: 今宮 尚秀
資本金: 1.9億KRW
資本元: シスメックス株式会社
従業員数: 57名
事業内容:

韓国における検体検査機器・試薬の販売・サービス&サポート


【用語解説】

※SNCS®

「Sysmex Network Communication Systems」の略で、お客様の分析装置と、当社のカスタマーサポートセンターをインターネットでオンライン化することにより、リアルタイムの外部精度管理・装置状態の自動監視や、Webによる情報提供を行うサービスのこと。利用には別途契約など(有償)が必要。

 

以上
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