シスメックス株式会社

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さまざまな専門技術を有機的に結びつけることで、より優れたテクノロジーが生まれる。この複合化技術こそ、シスメックスの最大の強みです。私たちは、電子、機械、生物、化学、情報処理をはじめとする幅広い領域の技術を保有し、それらを融合することで独自の粒子計測技術、生物反応測定技術などのコアテクノロジーを確立。その結果、機器、試薬や検査情報システムという製品が誕生しています。ダイアグノスティックス分野において他社が追随できないコアテクノロジーと、ライフサイエンス分野での新たなコアテクノロジーの創造により、私たちは豊かな健康社会へ貢献していきます。
シスメックスは、「価値の高い検査」の提供を目指して研究開発を進めています。

「価値の高い検査」の提供を目指して:対象領域の拡大図
 
これまでシスメックスは血球計数などの検査において、より精度の高い検査結果をより迅速に提供することを目指してきました。この考え方は今後も変わることはありませんが、今後、さらにQOL(Quality Of Life)の向上や健康寿命の延長などに貢献できる、より「価値の高い検査」を提供することを目指して、研究開発の対象領域を拡大していきます。がんや慢性疾患をターゲットとしたライフサイエンスの領域では大きな研究成果も出始めており、今後一層研究開発のスピードを加速させていきます。

 

4つのターゲット疾患を設定し、疾患マネジメントに貢献できる検査技術の獲得を目指しています。
4つのターゲット疾患
 

1.血液・免疫疾患
血液の検査では、血球数の異常や貧血、止血機能の異常などがわかりますが、その原因はさまざまです。軽い貧血の裏側に白血病など重大な疾患が隠れている場合もあり、正確な診断が非常に重要です。血液・免疫疾患の分野は、シスメックスがこれまでもっとも力を入れてきた分野です。FCM(フローサイトメトリ)を代表とする細胞分析技術などをベースとして、より正確な診断や最適な治療に結びつくような検査の創出を目指して研究開発に取り組んでいます。

2.がん
がんは、日本の死亡原因1位の疾患であり、治療成績とともに患者のQOL向上が強く求められています。がん医療においては、早期発見が最も重要であることはいうまでもありませんが、治療方針の決定や再発予防、更にはQOLの向上のために、今後、検査の重要性は、ますます高くなっていくと考えています。現在シスメックスでは、遺伝子やたんぱく質の働きを解析する技術を用いて、がんの疾患マネジメントを実現する新しい検査技術の研究開発を進めています。

3.慢性疾患
食生活、運動不足やストレス等が要因となって発症する高血圧症、高脂血症、糖尿病など、生活習慣病とも言われる慢性疾患の患者数が年々増加しています。これらの疾患は、たとえ軽症であっても将来的に大きな病気を引き起こす可能性があるため、こうしたリスクが重なって存在する状態を「メタボリックシンドローム」とも呼んでいます。今後、一層高齢化が進み、これら慢性疾患の疾患マネジメントの重要性はさらに高まって行くと考えており、糖尿病の微侵襲自己血糖測定技術や病態シミュレーション技術などの研究開発を進めています。

4.感染症
エイズ、SARS、鳥インフルエンザ、狂牛病、今後予想される新型インフルエンザなど、新しい細菌やウィルスによる感染症は、医学が発達した現代でも人類の大きな脅威の一つです。
免疫血清検査は感染症の早期発見や治療を支援する検査として最も重要な検査であり、より迅速に、より正確に測定できる検査技術を追求しています。

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