シスメックス株式会社

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環境(環境への配慮)

製品ライフサイクルにおける環境配慮

環境に配慮した製品・サービス

製品設計における環境配慮

シスメックスでは、お客様が製品を使用される際のエネルギーや廃棄物の低減に貢献するため、製品ライフサイクルマネジメントに関する規程を制定して、検体検査機器の省電力化、試薬使用量の低減などに向けた技術開発に取り組んでいます。

取り組み事例
方法 取り組みの効果
試薬濃縮化
  • 容器・包装材料の省資源化
  • 検査室で発生する廃棄物の大幅削減
  • 重量や容積を抑えることによる輸送効率の向上とCO2の排出量削減
環境に配慮した原料の使用 環境や安全性に配慮した試薬に切り替えたことにより、廃液の中和剤処理が不要に
XNシリーズの試薬は従来試薬の25倍濃縮試薬
図:XNシリーズの試薬は従来試薬の25倍濃縮試薬

原料物質の生産における環境配慮

写真: タンパク質生産に用いられるカイコ

タンパク質生産に用いられるカイコ

シスメックスでは、天然資源の使用抑制を目指して、診断薬における動物由来原料のタンパク質に関して、遺伝子組み換えをしたカイコによる生産手法を確立しました。 従来、これらの原料の生産には多くのエネルギーを消費していましたが、遺伝子組み換えをしたカイコは一般室内飼育が可能であり、容器内で人工餌を与えるだけでよいため、安定供給が図れるとともに、省エネルギーや廃棄物削減も期待できます。

2017年度に発売を開始した試薬「レボヘムPT」の原料にも、カイコから生産したタンパク質を用いています。これは、国産では初めて薬事認証されています。

また、この技術を用いて、2012年度から受託生産ビジネスも本格的に開始しており、すでに多くの製薬企業から注文をいただいています。

カイコ法使用時における従来法との比較(レボヘムPT)
カイコ法使用時における従来法との比較(CO2排出量)
カイコ法使用時における従来法との比較(水資源)

自社製品による比較(東京都市大学との共同研究による)

有害物質関連法規制への対応

2011年7月の改正RoHS指令の発効により、EU域内では、2016年7月から検体検査機器、動物用検体検査機器に同指令が適用されることとなりました。

シスメックスは、EU向けに出荷している製品の部品調査および代替品への変更を完了し、2015年度から同指令への適合を宣言しています。

EU(欧州連合)で販売される電気電子機器に含まれる有害化学物質の使用禁止を定めた指令。重金属(鉛、カドミウム、水銀、六価クロム)と、ダイオキシン類の発生原因となる特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)の使用全廃を要求したもの。

環境に配慮した調達(グリーン調達)

取引先と協力して環境に配慮した調達を推進

シスメックスは、調達活動における環境配慮への基本的な考え方として、「グリーン調達基準」を制定しています。

また、毎年各取引先に対して実施しているCSR調査では、環境管理に対する方針の有無、CO2削減や省エネルギーに関する目標、計画の有無などを確認しています。

グリーン調達基準

私たちは、ヘルスケア分野でのグローバルな企業活動を通じて、豊かな健康社会づくりに貢献します。

  1. 目的

    シスメックスグループは、地球環境保全を進めることにより企業の社会的責任を果たすという環境基本方針を基に、環境に配慮した製品づくりを推進するため、地球環境への負荷が少ない原材料・部品の調達を推進し、環境保全活動に意欲的なサプライヤーの皆様と共に持続可能な社会の発展を目指します。

  2. グリーン調達の方針

    シスメックスグループは、調達活動における、当社製品の環境負荷を低減することはもとより、サプライヤー様も含めた生産活動を通じた環境負荷を低減するため 『グリーン調達』 を実施します。グリーン調達の具体的な取り組みとして、以下の2項目を推進します。

    1)環境負荷が少ない原材料、部品の調達を推進します。

    2)環境保全に意欲的なサプライヤー様との取引を拡大します。

  3. 適用範囲

    シスメックスグループにおける原材料・部品および製品の調達活動に適用する。

  4. 製品使用化学物質の管理

    シスメックスグループは、開発・製造する製品に使用する原材料・部品の選定にあたっては、必要な品質・機能・経済的合理性に加え、環境負荷を低減するため、以下に示す化学物質を使用していない原材料・部品を採用するものとします。

    1)製品に使用する化学物質の制限で定めている禁止物質を含有していないこと

    2)製品に使用する化学物質の制限で定めている化学物質の含有量が把握されていること

    3)使用にあたり、化学物質、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染発生等の環境負荷が低いこと

    4)資材に関する環境情報を公開していること

    5)梱包材についても、上記内容と同様、化学物質の含有量削減等がなされていること

以上

2014年11月改定

  1. 環境マネジメントシステムの構築と運用のお願い

    シスメックスグループは、お取引を開始するにあたり、環境保全活動に意欲的な取り組みを実践されていることを明らかにしていただくため、第三者による環境マネジメントシステム認証の有無を確認させていただきます。

    1)ISO14001の認証

    2)簡易版の環境マネジメントシステムの認証

  2. 原材料、部品の環境情報提供のお願い

    シスメックスグループは、シスメックスの環境保全活動にご協力いただくため、サプライヤー様に次に示す環境情報の提供をお願いしております。

    1)原材料、部品に含まれる有害化学物質データ

    2)欧州RoHS規制物質の不使用証明書

    3)欧州RoHS規制に適合した原材料、部品の情報

  3. サプライヤー様の外注先様に対する環境対応のお願い

    シスメックスグループは、サプライヤー様が取引されている外注先様につきましても、環境マネジメントシステムの構築と環境情報の提供にご協力いただくことをお願いしております。この外注先様につきましては、サプライヤー様が責任を持って管理いただくことをお願いしております。

以上

2014年11月改定

禁止物質、削減物質、対象国を明示

グリーン調達基準に基づき、生産および販売する製品を構成する部品、デバイス、材料などに含有される化学物質(環境負荷物質)への対応について、以下に開示しています。

1. 禁止物質(使用を禁止する物質)2018年5月31日改訂
2. 削減物質(削減を必要とする物質)2018年5月31日改訂
3. 対象国一覧(禁止物質・削減物質の根拠となる環境関連法令対応を意図する国および地域)2017年5月31日改訂

環境に配慮した物流

製品の国内・域間物流のCO2排出量削減活動

写真:リーファーコンテナ

リーファーコンテナ

グローバルに事業拡大を続けているシスメックスは、物流の多様化に対応した物流プロセス・体制の見直しおよび梱包改革による、CO2排出量の削減を進めています。

この結果、2017年度の実績はシスメックス・エコビジョン2020の基準年度である2010年度からは32%減少となっています。2018年度に策定したシスメックス・エコビジョン2025においても、出荷物流におけるCO2排出量の削減を目標に掲げ、継続的に取り組みを進めていきます。

物流プロセス・体制および梱包の見直しによる効果
方法 見直しによる効果
モーダルシフト ドイツ向け試薬のうち、輸送上危険物に該当するものについてはリーファーコンテナなどを活用した船便へ切り替え、航空便での輸送量を年間約380t削減。
輸送効率化 中国地域に続きアジア・パシフィックに域内物流ハブ倉庫を設置し、同地域向けの輸送を集約することでCO2排出量を削減。
積載シミュレーション 輸送回数を削減するための積載シミュレーションの強化により、コンテナ積載率を52%(2013年度)から70%以上に改善(2015年度以降)。
シスメックス アジア・パシフィックのサプライチェーンでは、最適な積載率を自動で計算する「コンテナ・オプティマイザー」を導入し、効果的な輸送を実現。

内部を一定の温度に保つ設備を持つコンテナ。

物流におけるCO2排出量
グラフ: 物流におけるCO2排出量

集計範囲:国内物流倉庫から国内のお客様および海外各地域の港、空港までのCO2

梱包資材の見直しによる省資源化

シスメックスでは省資源のために国内向けの機器製品輸送にリユース梱包材を活用し、2017年度は約14tの段ボールを削減しています。

また、海外輸送用に導入しているスチール製梱包材は輸送強度を高めるだけでなく、届け先でリサイクルが可能となり、環境負荷の低減にも貢献しています。

さらに、シスメックス スイスでは、梱包材の廃棄物を少なくするため、再利用可能な冷却貨物用のリユース梱包箱を導入しました。

返却時に折り畳みができるリユース梱包材の導入
梱包資材の見直しによる省資源化の事例
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