シスメックス株式会社

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環境(環境への配慮)

事業所活動における環境負荷低減:
気候変動対策

グローバルコンプライアンスコード(抜粋)
11-2 環境に配慮した事業活動

環境に関する国際基準等にもとづき、事業活動全般において環境への影響を意識し、環境に配慮した取り組み(温室効果ガス排出量削減、リサイクル化、廃棄物の削減など)を推進することにより、気候変動への対応等、地球環境の向上に努めなければならない。

気候変動に対する基本的な考え方

地球温暖化による気候変動は深刻化しており、世界的にCO2排出量削減が求められています。2015年にフランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において、世界196の国・地域は、新たな法的枠組みとなる「パリ協定」に合意し、日本は「2030年までに温室効果ガスの排出量を2013年比で26%削減する」ことを公約しました。

シスメックスグループでは、気候変動問題の解決が持続可能な地球環境に必要であり、人々の豊かな健康社会づくりに貢献すると考えています。そのため、2010年にシスメックスグループ環境行動計画(シスメックス・エコビジョン2020)を策定し、製品ライフサイクルおよび事業所活動におけるCO2排出量削減に継続して取り組んでいます。シスメックス・エコビジョン2020は、気候変動・資源循環などの環境問題に関する社会情勢やニーズ・期待、当社の及ぼす環境影響およびその範囲を考慮し取り組むべき課題を抽出し、企業としての環境方針や長期環境目標を定めたものです。2017年には世界の動向を踏まえてさらなる環境負荷低減への貢献を目指し、次なる環境行動計画を策定し活動を推進していきます。

温室効果ガスの排出量削減

事業所の温室効果ガス排出量の削減活動

写真: LED照明(小野工場)

LED照明(小野工場)

各事業所では、直接的または間接的に発生する温室効果ガスの排出量を削減するために、さまざまな活動を進めています。

夏期・冬期の室温管理の徹底、階段照明などへの人感センサーの設置、省エネ空調設備への更新、LED照明の導入など、それぞれの事業所の特性にあった省エネ対策を実施しています。電力監視システム(デマンド監視機能)を主要な事業所に設置し、電力使用量を総量で把握・管理しています。ソリューションセンターでは、2016年度にガスを使用しない高効率型の空調設備への切り替えを行い、年間CO2排出量を約36%削減しました。また、シスメックス マレーシアでは、「グリーナーシスメックスポイント」として、通勤時にハイブリッド車を使用している従業員にポイントを付与するなど、エネルギー使用量・CO2排出量の削減に努めています。

2016年度は、生産量の増加、海外拠点の生産設備や人員増強の影響で、温室効果ガス排出量原単位は、前年度比で約1.1%増加となりましたが、シスメックス・エコビジョン2020の目標に対しては、基準年度(2008年度)排出量(連結売上高原単位)から27%削減となっています。

24時間連続して最大需要電力(デマンド値)を計測し設定した目標値を超過しそうになると警報を発信したり、電気の使用状況を日報、月報で報告する機能。

事業所での温室効果ガス排出量
グラフ: 事業所での温室効果ガス排出量
集計範囲: 工場および主要事業所
[工場]
シスメックス (加古川工場、アイ スクエア)、シスメックス国際試薬 (小野工場、西神工場)、シスメックスメディカ、シスメックスRA、シスメックス ヨーロッパ(ドイツ試薬生産工場)、シスメックス ブラジル、シスメックス リージェンツ・アメリカ、シスメックス インディア、シスメックス アジア・パシフィック、済南シスメックス、シスメックス 無錫
[主要事業所]
シスメックス (本社、テクノパーク、ソリューションセンター)、シスメックス ヨーロッパ、シスメックス アメリカ、シスメックス 上海、シスメックス アジア・パシフィック

国内社用車のCO2排出量削減

約400台ある国内の社用車による燃料消費量を抑え、CO2排出量を削減するために、イントラネットを利用して各車両の走行量、使用ガソリン量を「見える化」し、ドライバーの意識向上を図っています。また、低燃費車やハイブリッドカーの導入も進めており、国内社用車からの2016年度CO2排出量は、前年度比で約2%減少しました。

国内支店、営業所では運転講習会(エコドライブ講習)を実施し、2016年度は、9事業所で開催しました。これらの取り組みの結果、ガソリン使用量が前年度比約2%低減しました。一方、シスメックスメディカでの部品組立の増加に伴い、自社運用しているトラック配送回数が増加し、軽油使用量は前年度比約7%増加しました。

関連法規制の遵守

シスメックスグループは、コンプライアンスおよび環境保全の視点に立ち、環境関連法規制の遵守に取り組んでいます。

その一環として、省エネ法に基づき、シスメックスの年間エネルギー使用量を集計した定期報告書とエネルギー削減計画をまとめた中長期計画書を経済産業省へ提出しています。今後も努力目標達成の維持を目指して、国内グループ全社の省エネルギー活動を推進していきます。

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