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株式会社理研ジェネシスが日本で初めてCLIAラボとして登録

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、凸版印刷株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:金子 眞吾 以下「凸版印刷」)と共同で出資する関係会社、株式会社理研ジェネシス(本社:東京都、代表取締役社長 塚原 祐輔 以下「理研ジェネシス」)が日本で初めてCLIAラボとして登録されましたので、お知らせします。

 理研ジェネシスは、最先端の遺伝子解析技術やバイオインフォマティクスを活用した遺伝子受託解析サービスや製品を提供し、個別化医療における技術・経験・ノウハウを保有する数少ない日本企業の一つです。凸版印刷、国立研究開発法人理化学研究所(以下「理化学研究所」)および株式会社理研ベンチャーキャピタルの共同で、個別化医療における理化学研究所の最先端研究成果を広く社会に展開し医療現場における実用化を促進することを目指し、2007年に設立されました。

 2014年6月には、凸版印刷およびシスメックスが、個別化医療における遺伝子検査事業の発展のため、相互に協力していくことに合意し、それぞれ理研ジェネシスに出資しました。


 このたび、凸版印刷およびシスメックスの関係会社である理研ジェネシスが、HHS(U.S. Department of Health and Human Services、米国保健福祉省)に属する組織CMS(Centers for Medicare and Medicaid Services)によって日本初のCLIAラボとして登録されました。


 CLIAラボとは、アメリカで制定されたCLIA(The Clinical Laboratory Improvement Amendment、臨床検査室改善)法に基づいて認定されたラボです。定期的な査察などによって品質維持を図ることが求められ、このたびのCLIAラボの登録は、理研ジェネシスの遺伝子解析における技術水準が世界標準の品質保証と十分な信頼性を保有していることを証明するものです。理研ジェネシスの遺伝子解析検査が、十分な信頼性でFDA(U.S. Food and Drug Administration、米国食品医薬品局)にも遺伝子解析データを提出できる技術水準であると評価されたことになります。


詳細は、理研ジェネシスのホームページをご覧ください。
https://rikengenesis.jp/contents/ja_JPY/press20150528

 今後もシスメックス、凸版印刷、理研ジェネシスは、遺伝子解析検査のさらなる質の向上や効率化に向けた技術開発を進めるとともに、患者さん一人ひとりに最適な医療に必要な価値の高い検査の実現に向け、研究開発・事業展開に取り組んでいきます。


【参考】
2014年6月9日 リリース
「シスメックスと凸版印刷、遺伝子解析・検査事業で提携」
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2014/140609.html

以上

  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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