シスメックス株式会社

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研究・開発
2014年04月07日

平成26年度文部科学大臣表彰(科学技術賞) を受賞

  シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、「尿中有形成分分析方法の開発」で、文部科学省が主催する平成26年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を受賞しました。この受賞によりシスメックスは文部科学大臣表彰を2年連続受賞することになります。なお、授賞式は4月15日(火)、文部科学省 講堂にて行われる予定です。

 科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進などにおいて顕著な成果を収めた者に贈呈されます。その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とされています。
 当社の受賞は、平成25年度「多項目自動血球分析装置における粒子分類計数方法の開発」に続き2年連続となります。

 腎不全・腎臓がん・膀胱炎・膀胱がんなどの腎・尿路系疾患の早期発見や異常部位を推定するための尿中有形成分(赤血球・白血球・細菌など)検査として、顕微鏡の目視検査が行われています。この目視検査は、前処理に手間や時間がかかる上、検鏡作業は検査技師にとって大きな負担となっていました。
 

 今回受賞した技術は、尿検体と、尿中有形成分に対する染色特異性の高い蛍光物質を含む試薬とを混合し、フローサイトメトリー法を用いて光学的に分析する技術で、この技術を用いれば約1分で赤血球・白血球・細菌などを分類・計数し、従来の顕微鏡による目視検査業務を軽減して尿検査の効率化を図ることができます。

 この技術は、全自動尿中有形成分分析装置UFシリーズおよび全自動尿統合分析装置UX-2000に搭載され、世界で初めてフローサイトメトリー法※1を応用して尿中有形成分自動定量分析を実用化した分析装置としてグローバルに導入展開されています。

 受賞技術は、「血尿診断ガイドライン」※2に、尿中赤血球数算定のための測定方法の一つとして記載され、検査の標準化にも貢献しています。

 

 当社は今後も、検査のさらなる質の向上や効率化に向けた技術開発を進めるとともに、患者さん一人ひとりに最適な医療に必要な価値の高い検査の実現に向けた研究開発に取り組んでいきます。


【受賞内容】
  受賞名: 平成26年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)
  受賞者:

井上 淳也
(HUビジネスユニット UBプロダクトエンジニアリング本部 商品開発部 第二グループ)

  案件名: 「尿中有形成分分析方法の開発」


 
【注釈】
 ※1 フローサイトメトリー法: 微細な粒子を流体中に分散させ、その流体を細く流して、個々の粒子を光学的に分析する手法のこと。主に細胞を個々に観察する際に用いられる。
 ※2 「血尿診断ガイドライン」: 日本泌尿器科学会、日本腎臓学会などの関連5学会ならびに厚生労働省設置の研究班で共同作成された、血尿を診断する際に指標となるガイドライン。


 
  【関連リンク】
  文部科学省「平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について」
  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/04/1346090.htm





以上

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その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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