シスメックス株式会社

ナビゲーションをスキップして本文へ移動します。

検索メニュー

企業情報

ニュースリリース

製品・サポート
2012年01月30日

早期乳がんの再発リスクに関する研究用検査受託サービスをスタート
~個別化医療の実現に期待~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、1月31日より、早期乳がんの再発リスクに関する新たな検査受託サービス(研究用)を日本で開始します。

 日本では近年、食生活などの生活環境の変化を受け、乳がんの患者数は増え続けています。乳がんの治療においては、術後における再発リスクの判定が重要な指標と言われています。治療方針の選択には様々な検査結果をもとに総合的に判断されていますが、術後に再発リスクを判定したうえで、抗がん剤などの治療が施されます。


 このたび開始する研究用検査受託サービス(C2Pブレスト)では、大学病院などとの共同研究および性能評価試験を実施した新技術(C2P:Cell Cycle Profiling)を活用します。測定にあたっては、患者さんから摘出したがん組織に含まれる2種類のたんぱく質の量と活性(働きの強さ)を調べ、結果は基本的に3段階(「H:High」、「I:Intermediate」、「L:Low」)に分類されます。

 本サービスの受託手続きは、お客様(病院)より専用の検体輸送用キットを用いて、患者さんの凍結がん組織(検体)を輸送いただきます。シスメックスにて検体を測定し、結果をお客様(病院)へ報告します。報告までの期間は、検体受領後2~3週間を見込みます。


 シスメックスは、グループ中期経営計画において三つの基本戦略を掲げています。その基本戦略の一つである「ライフサイエンス・イノベーション」のもと、ライフサイエンス分野における独自の検査技術の創出に取り組み、がんなどの分子診断領域においても事業を展開しています。

 これまでにも当社は、乳がんのリンパ節転移の有無を約30分という短時間で高精度に判定する技術(OSNA法:One-step Nucleic Acid Amplification、直接遺伝子増幅法)を開発し、その技術を用いた製品は多くの医療施設に導入されています。


 今後もシスメックスは、価値の高い検査の開発と普及を通じ、患者さんのQOL向上や医療の標準化、個別化医療の発展に貢献していきます。


【検査受託サービスの概要】
 (1)名称: C2Pブレスト
 (2)対象地域: 日本
 (3)価格: 20万円/テスト
 (4)検査受託フロー:

【用語解説】

※:三つの基本戦略


(1) リード・ヘマトロジー

 当社は、これまでヘマトロジー分野において品質・ユーザビリティの高い製品や先進的なサービス&サポート等を170カ国以上の国々に提供し、グローバルNo.1のポジションを築いてまいりました。今後も、No. 1企業としての総合力を更に強化し、絶対的なグローバルNo. 1ポジションの確立を目指してまいります。

 また、フロントランナーとして先進技術の活用や継続的な研究開発への取り組みにより、血液疾患診断における新たな価値を創造すると共に、次世代のヘマトロジー分野をリードする役割を担う企業として、今後も成長を持続してまいります。


(2) リード・エマージングマーケット

 検体検査領域におけるグローバル企業として唯一アジアを拠点とする当社は、アジアにおける検体検査領域のリーディングカンパニーを目指してまいりました。

 アジアにおいて築いたアドバンテージを活かし、今後は高成長が期待される新興国市場において、市場ニーズに適合した商品の投入と販売サービスネットワークの強化により、検体検査の総合サプライヤーを目指してまいります。

 アジアにおいてはこれまでのアドバンテージを更に強化し、アジアの検体検査市場におけるリーディングポジションを目指すと共に、各国における検査の発展をリードする役割を担ってまいります。


(3) ライフサイエンス・イノベーション

 ライフサイエンスにおいては、がんを中心とした疾患に関する分子診断において、新たな技術の活用などにより独自の検査技術の創出を目指してまいります。

 自社技術と他社技術の融合により、個別化医療や治療と診断の融合など、ライフサイエンスにおける新たな価値の創造に取り組み、分子診断領域におけるグローバルでのポジションを確立してまいります。


以上

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

ニュースリリースへ戻る