ニュース

ニュース

フィリピンに現地法人を設立し、2011年4月よりメトロマニラで直接販売・サービスを開始

~ASEAN主要6カ国全てに現地法人の設置を完了~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、フィリピンにおける販売・サービス体制を強化するため、シスメックス フィリピン インクを設立し、2011年4月1日からメトロマニラ(首都マニラおよび近郊部)で直接販売・サービスを開始します。

 フィリピンは、ASEAN主要6カ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)のひとつであり、近年の経済成長により生活水準の向上とともに医療の質も高まりつつあります。また、昨年発足した新政権は保健医療の改善に注力する方針で、今後急速に医療体制の整備が進められると考えられます。
 
 シスメックスは、2000年8月よりフィリピンの首都マニラに隣接するケソン市に駐在員事務所を設置し、販売代理店のサポートや学術啓蒙活動などを実施してきました。主力である血球計数検査分野においては、販売代理店を活用した販売・サービス活動により、現地で高いシェアを獲得しています。
 
 特に都心部においては医療の質向上に伴い、より高度な分析機能を備えた検査機器へのニーズが高まりつつあります。
 今後さらに多様化する市場ニーズへ迅速に対応し、既存分野に加え新たな分野でのシェア拡大を目指し、2010年9月末にフィリピン ケソン市に現地法人を設立しました。
 現在、体制の整備などの準備を進めており、2011年4月1日からは、メトロマニラにおいて販売・サービス活動を開始し、当社がこれまで培ってきたノウハウやソリューションを直接お客様にお届けしていきます。メトロマニラ以外の地域においては、現地販売代理店のネットワークを活用した販売・サービス活動を推進していきます。
 
 このたびフィリピンに現地法人を設立したことにより、ASEAN主要6カ国全てに現地法人の設置を完了し、今後経済成長が期待できるアジア・パシフィック地域での販売・サービスネットワークがさらに強化されました。今後もシスメックスは販売・サービス体制の整備や学術啓発活動などを強化し、新興国の医療発展に貢献していきます。

【新たな子会社の概要】
名称: シスメックス フィリピン インク (Sysmex Philippines Inc.)
所在地: フィリピン ケソン市
代表者: Frank Buescher (フランク・ブッシャー)
設立日: 2010年9月30日
資本金: 5,000万フィリピン・ペソ (約9,500万円)
資本元: シスメックス アジアパシフィック ピーティーイーリミテッド
※シスメックス アジアパシフィック ピーティーイーリミテッドは、シスメックス100%出資子会社
従業員数: 約20名(2011年4月1日予定)
事業内容: 検体検査機器・試薬・検査情報システムの販売・サービス&サポート

 
以上
 
  • プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
    その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

ニュースへ戻る