去る2007年12月1日(土)に、シスメックスと神戸アスリートタウンクラブでは「スポーツと栄養」をメインテーマに「第六回 シスメックス スポーツサイエンスセミナー」を東京国連大学本部ビル ウ・タント国際会議場にて開催いたしました。当日は定員を拡大し、300余名のご来場をいただき大変盛況なセミナーとなりました。
第I部シンポジウムでは、早稲田大学スポーツ科学学術院 樋口先生の座長講演より、日本体育協会の「小学生を対象としたスポーツ食育プログラム開発に関する調査研究」にてスポーツ活動への参加と食育を結びつけた指導方法の検討、実例紹介がなされました。
早稲田大学スポーツ科学学術院鳥居先生からはスポーツドクターの立場より、国内外の研究データやジュニア期のサポートの実例を示しながら身体発育の活発なジュニア期には発育を阻害しない量や強度のスポーツ活動をすべきと語られました。オフィスしょくスポーツ古旗先生からは、スポーツ現場で食育を推進されている立場として、いかにジュニア期に体を動かし食育を理解することが大切か、そして古旗先生自ら実践しているユーモアある食育プログラムが紹介されました。
静岡県総合健康センター井本先生より、ジュニアからトップアスリートまでコンディショニングに携わってきた具体的事例をもとに、選手に応じた基礎体力の違いを理解すること、ヘモグロビンとパフォーマンスの関係について述べられました。
第Ⅱ部の特別講演では、日本スケート連盟会長、参議院議員の橋本聖子先生より、ご自身が過去7回オリンピック出場を果たす中でどのように歩んで来られたか、ジュニア期のアスリートにとっていかに家庭における食事が大切かをご自身の体験をもとに講演されました。それらの経験が現在の食育推進への取り組みの糧になっていることも強く語られました。素晴らしい講演を間近で聴講できた会場参加者からは拍手が鳴り止みませんでした。
討論では、「次代を担うひとづくりに必要なスポーツと食育は子ども時代から−家庭、学校、社会が提供すべき健康教育とは−」をテーマに、参加者からの具体的に直面している質問などが多く寄せられ、講師の先生方から回答がありました。
日常的なスポーツの中に食育を重ねることで、食の大切さが伝えやすくなり、またジュニア期に食育に関心を持つことで、健全な身体と将来の生活習慣病予防にもつながることが提言されました。
受講いただきました多くの皆様をはじめ、ご講演いただきました講師の先生方、ご後援団体様のご理解とご支援により盛況のうちに当セミナーを終了させることができましたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。
後日、講演内容の詳細につきましては、本ページに掲載する予定に致しておりますのでぜひご覧願います。
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